10分こそうじ
使ってないタオルが収納圧迫してない? 我が家の必要枚数を知ろう
2023年8月31日 07:05
いつの間にか溜まっている、自宅のタオル。
「高級品だから使うのがもったいない」「今のタオルが古くなったら使おうと思って忘れていた」といった未使用品のほか、長い間使用しているタオルも「どうせ汚れるから」「破れていないから」と交換するタイミングを逃し、洗面所の収納がたくさんのタオルに占領されていたり。
また、交換した古いタオルも「雑巾に使えそう」「掃除用に取っておきたい」とキープしがちですが、なかなか減らない。お片付けの現場でも、多く寄せられるお悩みの一つです。
未使用のタオルはいつまで保管できる?
長期間しまっていて箱が劣化しているようなタオルなどは、出して広げてみると変色や虫食いが発生している場合があります。
箱や繊維は湿気を吸いやすいため、長期保管には向きません。日の当たる場所でも、色が褪せてしまうことがありますので注意しましょう。
変色は洗濯すれば落ちる場合もありますが、せっかくなら気持ちよく使いたいものです。箱から出して通気性の良い場所で保管するか、積極的に使うことを提案しています。
そのほか、未使用であればリサイクルショップやフリマサイトに出品する、動物保護団体に寄附をするなど、必要な人へ届けるのもおすすめです。
我が家の必要枚数を知る
洗面所にあるタオルが適量であれば、無駄にスペースを占めることもなく、タオルも「使う→洗濯」を繰り返しやすく衛生的です。
何枚あれば足りるか? それは家族構成や暮らし方によって違うため、下記を参考に算出してみましょう。
A:家族の人数
B:1日に何枚使う?
C:洗濯は、何日ごとにする? (例:毎日→1、2日ごと→2、3日ごと→3)
D:予備の枚数(例:家族の人数分など)
A×B×C+D=我が家の必要枚数
例えば、4人家族で1人2枚使う、洗濯は毎日する場合「4人×2枚×1日+4枚=12枚」となります。
タオルの取り替え時期と洗面所での収納方法
タオルの収納方法は、引き出しがオススメ。奥から入れて手前から使うようにすると、満遍なく使えるからです。
このほか、大きく厚みがあるためスペースを占領しがちなバスタオルは、厚手のものを薄手にしたり、予備の分はフェイスタオルにしたりすることで、バスタオルの収納スペースもすっきりさせることが可能です。薄手のタオルやフェイスタオルは乾きやすいというメリットも。
また湿気が多い洗面所は、実は保管には向かない場所。限られた収納スペースをタオルが占めてしまうのも使いにくさの原因となります。使用頻度の低いタオルは、洗面所から移動してしまいましょう。
例えば……
- プール用や日帰り温泉用など用途が限られたタオル→一緒に使う用品と保管
- 使用感やサイズが合わないタオル→掃除やペットのお世話用として積極的に消費・寄附
- 使い古したタオル→掃除に使い、どんどん汚して消費する
フェイスタオルなどを掃除に使うときは、使いやすい大きさにカットするのがおすすめ。手で割くと簡単で、糸くずも出にくいですよ。
- 縦向きにハサミで切り込みを入れる
- 一気に手で割く
必要な分だけ、こまめに使って洗うサイクルに
家に置いておく枚数を決めておけば、収納がタオルで溢れることがなくなります。また持っているものを万遍なく使うようになり、こまめに洗濯ができるから衛生的。適量であれば交換のタイミングもわかりやすいです。我が家には何枚必要か? ぜひ確認してみてください。