10分こそうじ
触りたくない排水口や便器の汚れには、あのパワーグッズで対処!
2022年4月20日 06:05
家事に関わる仕事を始めてから、現場(お客様のお宅)では、常に決められた時間内で完了することを目指しています。その考え方は自宅でも……。
お風呂場に立ち、ヨーイスタート! で30分のタイマーをセットし集中掃除。これが、結構な運動量なのです。キレイと健康が同時に手に入るなんて素晴らしいと自画自賛して終わります。
このコラムタイトルも、10分でできるこそうじ(小掃除)としていますが、ある程度の基準がなければ、永遠に終わらない家事にやる気や達成感を見出せないため、「時間」を目標に取り組んでいただき、お掃除を楽しんでほしいと思っています。
特に、汚れがひどく触りたくない場所こそ、ササッと短時間で掃除するのがオススメです。
「ニオイがする」「ぬめりが出ている」「カビが発生している」、触りたくない汚れの特徴でしょうか。そんなお掃除には、積極的に取り組めるように、パワーグッズを装着!!
筆者の思う最強のパワーグッズは、「ゴム手袋」。なあ〜んだ、ゴム手か……と、聞こえてきそうですが、以外に盲点なのがこのゴム手袋です。
多くのご家庭で、キッチンにはぶら下がっていても、他の場所では見かけることが少ないように感じます。
筆者の考えるゴム手袋を使うメリットは、以下の通りです。
・汚れへの嫌悪感が減る
排水口のごみやぬめり、便器のフチ裏など、触りたくない箇所に直接触れることがないので安心
・効率が良い
両手が使えることで、スピーディに広範囲を掃除できる
・手指を守る
強力な洗剤を使用する際は、着用必須。水・お湯による手荒れも防ぐ
・洗剤の量が減る
スプレー泡を手で塗り広げることで洗剤を過剰に使用しない
まさにパワーグッズですね!
ひとえにゴム手袋と言っても、市販されている物には、さまざまな種類があります。今回は定番のもの以外にも、おすすめのゴム手袋をご紹介します。
定番のゴム手袋。サイズ選びが肝心!
定番の着脱しやすい塩化ビニル樹脂製は、スーパーにも売られていますが、指先がダブルコーテイングされていたり、裏起毛で手触りを良くしている商品もあります。
購入する際は必ず、ご自分に合ったサイズをお求めください。大きすぎると効率が悪いだけでなく、道具や洗剤をつかみ損ねて、破損・事故にも繋がります。
水の侵入が気にならない腕カバー付き
腕カバー付きのゴム手袋は、手袋の中に水や洗剤が入りにくく、袖が落ちてくる心配もありません。お風呂場のエプロン内部など、奥まった場所の掃除に活用できます。
便利な左右兼用タイプ
ゴム手袋のデメリットとして、指先に穴があくことがあります。片方にあいたら、両手ともに使用できなくなり勿体ないと感じる方も多いのでは? コモライフの左右兼用タイプは両面に滑り止めが加工されており、左右どちらにつけてもOK! 穴があいてしまったら、片方だけを処分すればいいのです。使い捨て手袋のように薄すぎず、着脱しやすいのも特徴です。
耐久性に優れたキッチン用手袋。ゴムアレルギー対応タイプも
マリーゴールドのキッチン用グローブは、油汚れや強力な洗剤から劣化を防ぐためにゴムが2層になっています。内部は綿で加工されており、ゴム臭さが軽減され使い心地が良いのもポイント。
同ブランドからは天然ゴムのアレルギーに対応した、ラテックスフリー(ニトリルゴム製)の敏感肌用も販売されています。
最後にゴム手袋のお手入れ方法として、使い終わった後には、装着したまま手を洗うように洗浄しましょう。特に油が付いたままでは、酸化が早く指先が硬くなってしまいます。洗って陰干し! が長持ちするコツです。
触りたくない汚れには過剰に洗剤を使ってしまい、洗い流す水も増えてしまいます。冬場は水の冷たさから、お湯を使うこともあるのではないでしょうか。環境のためにも、光熱費削減のためにも、そしてお掃除の効率UPのためにも、ゴム手袋を活用してはいかがでしょうか。