2017年6月20日 10:10
「はたらけど はたらけど猶 わが生活楽にならざり ぢっと手を見る」
みなさんは儲かっていますか? ウハウハですか? たぶん、そんな人は一握りもいるかいないかでしょう。もちろん、ぼくも儲かっていないほうの一人です。日々一生懸命働いてはいるのですが、なかなか給料が上がりません。能力不足なんでしょうか。「ガツンと給料を上げやがれ」と、声を大にして言いたい!
とはいえ、現状がいきなり改善されることもないので、消費に貢献しないといけないものの、家族がいる以上は「節約」がキーワードになってきます。ちなみに我が家の構成は、妻・息子(4歳)・長女(2カ月)・愛犬(11歳)の5名家族。節約という響きは寂しい感じがするので、家族の生活のために少しでもおトクを取り入れたいもの。
そこで目を付けたのが、野菜の栽培キット。年中高騰しているイメージがある野菜。ひとり暮らしならまだしも、小さな子どもがいると、価格を理由に食卓から野菜を消すわけにはいきません。我が家の場合は、愛犬の1日2回の食事もドッグフード+蒸し野菜の組み合わせで、少量ながらも毎日使います。運動部に入っている学生がいるような家庭では、野菜の高騰はたしかに家計へのダメージは大きいですよね。
なにか手ごろな栽培キットはないかな~と物色していたところ、ケータイ Watchで連載中の「IoT水耕栽培キット」はもりもりレタスが収穫できるそう。これは良さげ! と思って製品サイトをチェックしてみると……32,184円。いきなり手を出すには価格のハードル高すぎ……。
いきなり購入したら怒られそうな価格なので、まずは手ごろな栽培キットをいろいろ試して、コスパを比較してみることにします。だいぶ前置きが長くなりましたが、その第1弾として、ファミマガーデンの栽培キットを試すことにしました。帰宅途中に通るファミリーマートでしか取り扱っているのを見たことないのですが、全国のファミリーマート・サークルK・サンクス約18,000店舗で販売しているとのこと。
この栽培キットは、ファミリーマートとサカタのタネと住友化学園芸が、各社の技術を活かして共同開発した製品。圧縮培養土とタネ、栽培途中に与える肥料がセットになっており、価格は498円(税込)。しかも超簡単! これなら大雑把な初心者でも失敗せずに収穫できるはず!
ラインナップはサラダが4種類、ヤクミが2種類、ブーケが2種類。そのなかには我が家で消費がもっとも激しいトマトも! でも、どのタイミングでお店に行っても品切れ状態。ということで、家族みんなで食べられる「ガーデンレタスミックス」と「青しそ」を購入。
パッケージの中には、培養土、タネ、追加肥料、栽培説明書が入っています。パッケージをプランターに、フタを鉢皿として使うので、不要となるのは包装のビニールだけ。
説明書によると、培養土を容器の底に置いて、水またはぬるま湯(30℃前後)450mlを4~5回に分けて注ぎ、培養土が膨らんだらほぐしてタネをまくだけ。その後は、発芽するまで鉢皿の水がなくなったら水を入れて吸水させる、日光によく当てる、発芽したら乾燥気味に管理する、乾き始めたらやさしく水をあげる、間引きはしてもしなくてもいい、タネまきから20~30日を目安に追加肥料を入れる。これなら失敗することもないはず。498円+水だけで、野菜がたっぷり収穫できておトクな結果になるのでしょうか!?
収穫まで半分を過ぎましたが、いったいどれほど収穫できるのでしょうか?(続く!?)