941のイクメン徒然
第389回
家族団らんを自動撮影するキヤノンのカメラ。人が集まるときに使えそう
2021年11月4日 07:00
まいど、どうも! くしいです。
ハロウィーンでしたが、投票に行ったりゲーム実況動画を作ったりで忙しくしており通常時とほぼ変わらない我が家。お菓子を多めにもらえて子供としてはいい日が定着しましたね。うらやましい。
さて、今回は! 今年の1月にキヤノンがクラウドファンディングを開始して、わずか4日間で1億円を達成するというプロジェクトがありました。それは、自動撮影カメラ「PowerShot PICK」というもので、キヤノンもガジェットも大好きな私もご多分に漏れず即予約をしていて届いたので紹介してみようと思います。
「家族のための思い出フォトグラファー」がコンセプトで、ポンと置いておけばあとは自動で撮影してくれるというもの。撮影担当は固定になりがちなのでなかなか楽しそうですね!
申し込んだのは先着600人の「本体1台+急速充電器1台+三脚」のセットで、応援購入の価格は42,900円でした。途中、予定よりも納期が遅れそうとのことで32GBのmicroSDカードがオマケでついてくることになったセットです。
Makuake「思い出フォトグラファー。Canonの自動撮影カメラ|PowerShot PICK」
操作はスマホのアプリと連動する前提で今どきっぽさがありますね。カメラ本体は小さく、物理ボタンは電源と接続の2つだけ。あとはmicroSDカードのスロットと充電用のUSBポートがあるのみです。
スマホまたはタブレットに専用アプリを入れてセットアップ開始。アプリは、カメラをリモートで操作できたり、撮影した写真を見たり、オススメしてくれたり、操作説明を促してくれたりして、わかりやすいつくりになっています。撮影する頻度をどうするとか、設定もいろいろできますよ。
記録方式は写真と動画があり、撮影方法は以下の3種類の方法があります。
- 自動(頻度は選択可)
- アプリから操作
- カメラに話しかける
話しかけて撮影してもらうときの反応がスターウォーズのR2-D2を思わせる反応音でかわいらしく、ちょっと楽しい新体験というかんじです。
人を認識して自動追尾してくるので「おお、働いているな」というかんじがあり何とも愛着がわいてきます。公式サイトを見ると「家族のため」というメッセージが強調されていて、家族の一員として受け入れられるような工夫を随所に感じます。
置き場所はリビングや人が集まる場所を推奨しており、セットの三脚が本体サイズにマッチしていてよく似合います。
まずはリビングに置いてみましたが、部屋の散らかりが気になって写真として残すのは微妙な状態に…… 翌日再チャレンジしてみたものを載せておきます。
1日使ってみての感想です。写真については我が家の問題な気がしますが、陽が差している昼間はわりといいんですがカーテンを締めた夜間は明るさが足りないようでピントの甘さが気になります。動画は「なぜこのタイミングを撮った?」という場面が多くて、まだ実用には耐えないかなという印象。
写真や動画は撮影頻度の設定次第ですが、一番撮影枚数が多くなる「アクティブ」にしておくと2時間で400枚ほど撮影してくれます。置いた場所が悪いのか、98%くらいは微妙だなと思うカットなので今後のアップデートに期待というところでしょうか。
家族に感想を聞いてみると「常に見られているようで気持ち悪い」と言われてしまい、溶け込むにはかなり時間がかかりそうな気がします(溶け込むまでトライし続けるのが大変そう……)。
ガジェット好きで新しいものを体験してみたいという方にはいいと思いますが、値段も4万円程度と安くはなく、新しい習慣として定着するのもなかなか大変だなあという感想でした。人を呼んだり、集まったりするような機会で使うといいかもしれませんね!