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シャープ、業務用ロボット掃除機「RcDC(アールシーディーシー)」を製品化
(2015/9/18 15:37)
シャープは、商業施設や向上などを自動掃除する業務用ロボット掃除機「RcDC(アールシーディーシー) RV-380iX」を製品化した。タイムレコーダーや業務用清掃機器メーカーのアマノより、9月28日に発売する。価格は180万円(税抜)。
自律走行式の業務用掃除ロボット。タブレット端末と連携して、清掃エリアの設定が簡単にでき、清掃作業の効率化を支援する。家庭用とは異なり、地図情報をもとに清掃エリアを最適な経路で、塗りつぶすように自動走行して掃除する。
シャープが生産装置や無人配送車などの工場向け設備開発を通して培ってきた、自動化技術・センシング技術などをベースに開発したという。
清掃エリアの設定は、まず手動運転でエリアの広さや形状をセンサーで計測して、タブレット端末に表示させる。地図は最大200種類、移動速度や吸い込み強度などを設定する運転プログラムは、各地図単位で10種類登録可能。
本体には各種センサーを搭載しており、障害物や段差も検知可能。音声案内装置やドライブレコーダーも備えており、安心して運用できるという。
集じん性能では、高速回転するパワーブラシや吸引力の自動切り替え機能を用意。効率的で優れた除塵性を発揮するという。運転モードは、「弱/中/強/自動(ゴミ検知モード)を用意。」
本体サイズは、474×760×565mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約30kg。リチウムイオンバッテリーを採用。連続運転時間は最大約2時間。充電時間は約4時間。走行速度は最大2.3km/時。