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ダイキン、スリムタワー型で小部屋に置きやすい加湿空気清浄機

「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55S/MCK40S」

 ダイキン工業は、デザインを一新しスリムタワー型を採用した「加湿ストリーマ空気清浄機」を、9月16日に発売する。適用床面積25畳の「MCK55S」と、19畳の「MCK40S」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、58,000円前後、53,000円前後(税抜)。

 独自の除菌・脱臭技術「ストリーマ」と、イオンの力で部屋に染み付いた臭いや菌を除去する技術「アクティブプラズマイオン」のダブル方式を採用した加湿空気清浄機。0.1~2.5μmの粒子を99%除去することができる。

 新たにスリムタワー型を採用し、さまざまなインテリアにマッチするデザインにした。機能部品の形状と内部構造を根本的に見直し、「MCK55S」は従来モデル「MCK55R(適用床面積:25畳)」と比較して、設置面積が約30%小さくなった。寝室や子ども部屋などの小さな空間でも置きやすいという。

 MCK55Sは、カラーバリエーションも豊富に用意。従来のホワイト、ディープブラウン、ミッドナイトブルーのほか、ブライトオレンジを新たにラインナップした。落ち着いたカラーだけでなく、インテリアのアクセントになるオレンジを加えることで、プライベート空間の多様なニーズに応える。なおMCK40Sは、ホワイトのみを用意。

MCK55Sはホワイト、ディープブラウン、ブライトオレンジ、ミッドナイトブルーの4色展開

 また、運転音も30%以上低減し、最大で53dBとしている。運転音の元となる送風ファンを本体最下部に配置し、その上部に集塵フィルターを配置することで防音効果を実現している。吹き出し口の開口も広くなっており、吹き出す風の風速を弱めて風切り音を低減している。

 手入れも簡単になり、プレフィルターを本体側面に設置。付着したホコリを直接掃除機で吸い取れるようになり、掃除の負担を低減した。給水タンクは本体上部に配置し、楽な姿勢で取り外しができる。タンクの高さは低くなっているため、浅い洗面台でも給水がしやすいという。

 MCK55Sの本体サイズは、270×270×700mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約9.5kg。最大風量は5.5立方m/分。加湿機能を併用する場合の適用床面積は約14畳。1時間あたりの加湿能力は500ml。

送風ファンを最下部に配置して運転音を低減
プレフィルターや給水タンクの位置を見直し、手入れがしやすくなった

 このほか、リビングでの使用に適した適用床面積31畳の加湿空気清浄機「MCK70S」も同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は65,000円前後(税抜)。本体カラーはホワイトとビターブラウンの2色。

適用床面積31畳の「MCK70S」

西村 夢音