パナソニック、電話機/FAX/ドアホンと連携できる窓センサー

~1.9GHz帯のDECT準拠方式
窓センサー「KX-FSD10」

 パナソニックは、電話機やFAX、ドアホンと連携できる窓センサーを11月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は本体1台の「KX-FSD10」が5,500円前後、2台セットの「KX-FSD10W」が1万円前後。

 新無線方式「DECT準拠方式」を採用した窓センサーで、パナソニック製のドアホン「VL-SWD700KL」やFAX「KX-PD701/301シリーズ」、電話機「VE-GD51/21シリーズ」と、ワイヤレスで連携できる点が特徴となる。

 窓が開いたことを窓センサーが感知すると、これらの機器の報知音を鳴って知らせる。また、離れた部屋から窓の開閉状況の確認も可能。他機器との電波干渉が少ない1.9GHz帯の電波を使用するため、家庭内の他の機器と繋がる「かんたんホームセーフティ」が実現できるという。

 登録可能台数は、ドアホン/FAX/電話機など親機1台につき、最大20台まで。登録した窓センサーの設置場所が分かるように、設置した場所のエリア名が登録できる。また、中継アンテナ「KX-FKD1」を設置することで、電波が届きにくい場所でも使用できるという。

窓センサーの設置方法

 外出時の機能としては、FAXや電話機にあらかじめ携帯電話などの電話番号を登録しておけば、窓が開いてセンサーが反応した場合に、登録先にどの窓が空いたかを音声で知らせる。また、外出先から電話を掛ければ、窓の開閉状況の確認などができる。

 センサーの本体サイズは28×23×126mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は60g。電源はCR2のリチウム電池。報知音の音量は、レベル「高」の場合が約75dB、レベル「低」の場合が約55dB。使用可能距離は親機から約100m。




(正藤 慶一)

2011年8月30日 00:00