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吸い取ったゴミを自動で回収するロボット掃除機
(2014/7/2 16:31)
エコバックスジャパンは、自動でごみを回収するロボット掃除機「DEEBOT D790」を9月より発売する。希望小売価格は62,800円(税抜)。
ECOVACS社は、1998年に中国の蘇州で設立された家電メーカー。床用や窓用のロボット掃除機、空気清浄機などを世界30カ国以上で発売している。日本ではエコバックスジャパンが販売する。
DEEBOT D790は、床掃除用のロボットクリーナー。従来のロボット掃除機は、本体内のダストボックスにゴミが溜まると、ユーザーがゴミ捨てをしなければならなかったが、本製品は床掃除が終わると充電台に戻り、本体内に溜まったごみが自動で回収される点が特徴。
回収されたごみは、充電台上部に搭載されている集塵機構「オートセルフクリーニングシステム」に集められる。これにより、本体のごみを捨てる手間を最小限に抑えられる。
さらに、充電台の集塵機構を取り外して、ハンディクリーナーとして使用できる。机や椅子、天井や壁面の掃除に便利という。
掃除機能では、本体前面などに赤外線センサーを搭載し、障害物が面か線かを見分け、衝突を回避する。廊下や狭い通路では、「Z」字のように細かく動いて掃除するという。また、ほこりセンサーを搭載し、ほこりを見つけると自動で集中掃除モードで運転する。センサー機能としてはほかに落下防止センサーを搭載し、8cm以上の段差は回避する。タイヤにはサスペンションを搭載し、ちょっとした段差は乗り越えて掃除できるという。
バッテリー残量が少なくなったり、掃除が終わると、自動で充電台に戻って充電する。
本体サイズは336×336×96mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は3.1kg。消費電力は30W。作業速度は20cm/秒。連続運転時間は120分。連続運転面積は150~180平方m。充電時間は約5~6時間。運転音は60dB。ダストボックス容量は0.7L。リモコンと清掃用ブラシが付属する。