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2014年度の白物家電出荷は前年比1割減の2兆円規模になる見込み

 一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)は、2014年度の白物家電の出荷見通し等を発表した。

 2014年度の白物家電は、消費税増税前の駆け込み需要に対する反動減の影響で、一時的に景気の減速が懸念される。だが年度後半には、政府の経済対策による国内需要の回復や、海外経済の持ち直しによる輸出環境の改善などが期待され、年度全体では、緩やかな景気回復が継続するとした。

 具体的には、2014年度の白物家電の出荷は、主要な白物家電であるエアコンが6,217億円、冷蔵庫が3,988億円、洗濯機が2,778億円とし、そのほか食器洗い乾燥機や換気扇などを含めると合計2兆1,204億円。前年度の実績見込み2兆3,204億円の91.4%となる見通しとしている。

白物家電機器の国内出荷の2013年度実績見込みと2014年度見通し

中野 信二