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4月の家電出荷額、3カ月ぶりに前年を下回る

 JEMA(日本電機工業会)は、2013年4月の白物家電の国内出荷額を発表。出荷額は1,456億円で、前年同月比9.6%減となり、3カ月ぶりに前年を下回った。

 製品別では、エアコン、冷蔵庫、洗濯機という主力3製品で軒並み前年を下回った。エアコンの出荷額は前年同月比22%減の302億円、冷蔵庫は同4.1%減の282億円、洗濯機は14.4%減の220億円で、いずれも2カ月ぶりのマイナスを記録した。JEMAではその理由として、4月は全国的に天候不良だったことを挙げている。

 このほか掃除機は同比8.4%減の80億円、電子レンジは同比14.3%減の52億円、炊飯器は2.1%減の77億円と軒並みダウンした。

 一方、好調だったのは空気清浄機で、同比56.5%増の51億円を記録。3カ月連続の2桁増となった。

2013年4月の白物家電の国内出荷額は1,456億円で、前年同月比9.6%減

小林 樹