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2月の家電出荷額、空気清浄機が前年の約1.5倍に

~掃除機、炊飯器も好調

 JEMAは、2013年2月の家電出荷額が1,573億円で、前年同月と同じ水準だったと発表した。これは過去10年の平均額1,425億円を約150億円上回る、高い水準という。

 製品別では、掃除機の出荷額が前年同月比19.6%増の90億円、空気清浄機が47.6%増の115億円、炊飯器が14.6%増の94億円で、いずれも2桁増となった。特に好調だったのが空気清浄機で、JEMAでは消費者の空気清浄機に対する関心が高まっていると分析している。炊飯器では、高火力で炊き上げるIH式が人気だった。

 このほか調理家電が好調で、トースターが同比6.7%増の7億円、ホットプレートが同比11.4%増の6億円と、金額ベースで前年を上回った。

 エアコンは昨年と比較するとマイナスの同比3.4%減の390億円だが、過去10年の平均に比べると高水準をキープしている。

2月の出荷額は昨年と同様に平年を大きく上回った

小林 樹