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パナソニック、サイズも運転音も小さくなった「GOPAN」

 パナソニックは、小型化して運転音を抑えたライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン) SD-RBM1001」を3月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は55,000円前後。

GOPAN SD-RBM1001 ブラウン
ホワイト
GOPANで作ったお米パン

 米を直接砕いて米粉パンを作れるライスブレッドクッカー。同社によると、GOPANは2010年11月の発売以降、累計販売台数は30万台を突破しているが、ユーザーからは本体の小型化や低騒音化、さらなる美味しさへの要望が高まっていたという。

 新製品では本体を小型化するため、日本のホームベーカリーとして初めてインバーターモーターを採用した点が特徴。このインバーターモーターの回転数は可変式で、従来は個別に配置していたミル工程用と練り工程用の2つのモーターの役割を1つで果たすという。これにより本体サイズは240×315×386mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量は8kgとなり、2011年に発売した前モデル「GOPAN SD-RBM1000」と比べ、設置面積は約25%コンパクトに、本体重量は約31%軽量化した。

従来モデルより設置面積は約25%、本体重量は約31%カットした

 また、米粒を粉砕するミルには、切削効率の高い新ミル構造を採用。新ミル構造では、ミル羽根に傾斜をつけて大きな対流を作り、材料をしっかり撹拌する。また、羽根の凹凸面で米をすりつぶすことで、効率よく米粒を切削できるようになったという。従来より低速でもしっかりとした切削ができるようになり、ミルの運転音は従来の約60dBから50dBへと抑えた。同社では、実際にユーザーが感じる実感音では、約63%低減したとしている。

新ミル構造は低速でもしっかり米粒を切削できるため、運転音を軽減した

 おいしさの面では、米粒からパンを作る「お米食パンコース」の製造工程を改良した。低速回転できるインバーターモーターがデリケートなパン生地を傷めずにしっかりと練るため、伸びのある生地を作れる。伸びのある生地は発酵工程で多くのガスを含むことができるため、仕上がりがもちもちとふっくらするという。

天面や側面もこんがり焼き上げる

 さらに、ふた部分には熱効率の高い新・加熱構造を採用。天面までムラなくこんがりと焼き上げ、側面の皮はパリッと香ばしく仕上がるという。従来モデルの焼き工程は約50分かかっていたが、SD-RBM1001では約40分に短縮。なお「お米食パンコース」全工程の所要時間は、従来モデルが約4時間17分であったのに対し、SD-RBM1001では約4時間30分とわずかに延びている。焼き上がりのパンの高さは、従来が約10〜14cmであったのに対し、SD-RBM1001では約11〜17cmと高くなった。

「お米食パンコース」の製パンプロセス。焼き工程は従来より10分短縮したが、全体では約15分延びた

 新機能としてはほかに、具入りのお米パンを作れる「レーズン・ナッツ容器」を採用。レーズンやナッツを60gまで自動で投入することができ、タイマー予約にも対応する。

 また、具材をお米パンの生地に直接練り込める「アレンジ生地コース」も新たに搭載した。ほうれん草、海藻などの食材を練り込んだお米パンが作れる。「レーズン・ナッツ容器」と一緒に使うことで、さまざまなアレンジが可能になるという。

 従来に引き続き、グルテン・イーストの自動投入ケースを搭載しており、イーストの自動投入機能を小麦パンでも使えるように改良した。

レーズン・ナッツ容器とグルテン・イースト容器の2つを搭載
左側はレーズン入り、右側は生地にほうれん草を練り込んでアレンジしたパン

 メニューとしては、玄米や雑穀を使った「玄米食パン」「雑穀食パン」が作れるほか、小麦成分が苦手な人向けの「小麦なしお米食パンコース」も用意した。

 手入れの面では、米パンの羽根は分解可能。練り羽根、ミル羽根、羽根台に分けて洗える。

米パンの羽根は、練り羽根、ミル羽根、羽根台に分けて洗える

 斤数は1斤。もちの容量は2合〜3合。消費電力はヒーターが370W、モーターが250W。カラーはブラウンとホワイト。

(小林 樹)