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パナソニック、野菜やお米がおいしくたくさん食べられる“美容家電”
~ミキサーとGOPANを紹介
(2013/2/14 16:15)
パナソニックは、野菜やお米がおいしくたくさん食べられる家電製品として、「ファイバーミキサー MX-X109」と「ライスブレッドクッカー GOPAN」を提案するメディア向けイベントを2月14日、都内で開催した。同社では両製品を身体に良い野菜や果物、米を上手に摂取できる製品として“美容家電”と位置づける。
会場には野菜ソムリエのKAORUさんが登場。野菜をたくさんとることの大切さについて、講演した。KAORUさんは「1日の野菜摂取量は350g、果物は200gが理想とされているが、忙しい、調理が面倒などの理由から野菜や果物を十分にとれていない人が多い」ことを指摘。
「なるべくならその時、旬の野菜を食べることを推奨します。それは、旬の野菜や果物には、その時に身体が欲している栄養素が多く含まれているからです。今の時期であれば、大根や蓮根などの根菜やミカンが旬ですが、ダイコンには冬の間あまり動かない身体の消化を促す消化酵素が、ミカンには風邪を予防するビタミンが多く含まれています。このように、旬の野菜や果物を摂取することで、体調を整えやすくなる利点もあります」と、野菜の十分な摂取を提唱する一方、「お肉なら買ってきて焼けばいいですが、野菜は洗ったり、調理したりという一手間が必要になります。果物も皮を剥くのが面倒だと感じる人もいます」と野菜を日常的に摂取することの難しさを話した。
そこで、簡単に野菜と果物を摂れる方法として、グリーンスムージーを提案。グリーンスムージーは、少量の水と葉野菜、果物を一緒にミキサーで攪拌して作るドリンクで、手軽に栄養素を補給できるとして、女性を中心に人気が高まっている。
3月1日より発売するパナソニックのミキサー「ファイバーミキサー MX-X109」は、グリーンスムージーが作りやすいように、「スムージーバー」が付属する。スムージーバーとは、本体上部から差し込んで使うもので、中の野菜の攪拌をサポートするほか、葉もの野菜を中に押し込む、攪拌後のスムージーをかき出す時に使う。T字型の先端で中を攪拌することで、水分量が少なくてもなめらかなスムージーができるという。
会場では、KAORUさんによる実演も行なわれた。スムージーバーを使うことで、攪拌ムラを防げるため、よりたくさんの葉野菜を投入できるという。
このほか同じく3月1日に発売するライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン) SD-RBM1001」も紹介。GOPANは、生の米から米パンが作れるライスブレッドクッカーで、発売以来30万台を売り上げた人気製品。新モデルでは、モーターやミル羽根、本体構造などを徹底的に改良したことで、従来モデルの問題点であった、運転音や本体サイズの問題を解消している。
また、25年以上ホームベーカリーを作り続けているパナソニックのノウハウを投入したことで、仕上がりに関しても向上しているという。
会場では、「ファイバーミキサー MX-X109」で作ったグリーンスムージー、「GOPAN(ゴパン) SD-RBM1001」で作った米パンの試食も行なわれた。ミキサー付属のミルで作ったディップなども提供され、賑わっていた。