テックウインド、白熱電球100W相当の明るさを備えた“大光量”のLED電球

~全光束は「業界最高水準」の1,550lm
Luminoa(ルミノア) 昼白色相当(左)と電球色相当

 テックウインドは、明るさを重視したLED電球「Luminoa(ルミノア)」を、5月下旬に発売する。昼白色相当の「LDA16N-H」と、電球色相当の「LDA16L-H」が用意され、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は7,980円前後。

 いずれも明るさにこだわったE26口金のLED電球。昼白色タイプの全光束は1,550lmで、日本電球工業会の明るさ基準では100W形相当となる。同社では、日亜化学工業製の高効率LEDと、独自設計の電源回路を組み合わせることによって、大光量と98.1lm/Wという高い発光効率を実現したとしている。

 昼白色タイプを白熱電球100Wと比較すると、消費電力は約84%の低減が可能で、定格寿命は約20倍の40,000時間となる。省エネ化とメンテナンスコストの削減に貢献するという。

 電球色タイプは全光束が1,200lmで、日本電球工業会の明るさ基準で白熱電球80W相当となる。同社では昼白色タイプ、電球色タイプについていずれも“業界最高水準の明るさ”としており、特に光量をする環境に適しているという。

 本体サイズは70×132mm(直径×高さ)で、重量は198g。消費電力は15.8W。配光角は130度。平均演色評価数は、昼白色タイプがRa70、電球色タイプがRa80。3年間の製品保証も付いている。密閉形器具、調光器には対応しない。

 このほか、LDA16N-HとLDA16L-Hよりも明るさを抑えたE26口金のLED電球「LDA14N-H」(昼白色相当)と「LDA14L-H」(電球色相当)も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はいずれも4,980円前後。全光束は、LDA14N-Hが1,300lm、LDA14L-Hが1,000lm。

「LDA16N-H」「LDA16L-H」のパッケージ明るさを抑えた「LDA14N-H」「LDA14L-H」も、同時に発売する






(正藤 慶一)

2012年5月23日 13:53