東芝、「Wダイヤモンド銀釜」で“銀シャリごはん”が炊ける小容量IH炊飯器

IH保温釜 RC-6GSD

 東芝ホームアプライアンスは、「Wダイヤモンド銀釜」でごはんをおいしく炊くIH式炊飯器「IH保温釜 RC-6GSD」を、2011年1月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円前後。

 3.5合炊きの小容量タイプのIH式炊飯器で、内釜に熱伝導性に優れた、ダイヤモンドと銀をコーティングした「遠赤鍛造Wダイヤモンド銀釜」を採用した点が特徴。表面には遠赤加工とディンプル(凹凸)加工も施されており、IHによる熱を逃さず、米の芯までしっかりと熱を伝えるという。また内釜は、米が舞うような激しい熱対流を起こすために、羽釜のような丸底を採用している。

 これらにより、米の一粒一粒に熱を伝えて炊きムラを押さえ、米本来のおいしさを引き出す“銀シャリごはん”が炊き上げられるという。

 さらに、1年中最適な吸水状態でごはんが炊けるよう、夏は短く、冬は長く浸しを行なう「年中ぴったり浸し」機能を搭載。長時間浸した米もふっくらと炊く「ふっくら予約炊き」、フタにつゆが付くのを抑える「つゆ防止蓋ヒーター」などの機能も備える。

 このほか、パンや温泉卵、豆腐やヨーグルトが作れる調理コースも用意されている

 本体サイズは230×315×192mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.1kg。消費電力は700W。炊飯容量は約0.5~3.5合。炊飯モードは白米/無洗米/早炊き/炊込み/おかゆ/玄米/発芽玄米/玄米粥/雑穀米。内釜は洗米に対応しており、5年間の保証が付いている。本体カラーはシャンパンシルバー。

 IH式の下位モデルとして、内釜の内面にダイヤモンド加工、外面に銀をコーティングした3.5合炊きの「RC-6XD」、内面がダイヤモンド加工で、外面が銅コーティングの3合炊き「RC-5XD」も同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はRC-6XDが23,000円前後、RC-5XDが15,000円前後。本体カラーは、RC-6XDがシルバー、RC-5XDがホワイト。

RC-6XDRC-5XD

 マイコン式では、内釜の内面がダイヤモンド加工で、外面が銅コーティングの3合炊き「RC-5SD」も同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,000円前後。本体カラーはホワイト、ブラック、ブラウンの3種類が用意される。

RC-5SD ブラックホワイトブラウン




(正藤 慶一)

2010年12月20日 14:18