パナソニック、シェーバー同時使用のギネス世界記録「1,379人」を達成



 パナソニックとJリーグ・ガンバ大阪は、26日、パナソニックのシェーバー「LAMDASH(ラムダッシュ)」を使用した人数でギネス世界記録を目指すイベント「ラムダッシュギネス世界記録チャレンジ」を、大阪府吹田市の万博記念競技場にて開催。1,379人が1分間一斉にヒゲを剃り、ギネス世界記録として認定された。

 このイベントは、同日同競技場にて開催されるサッカー・J1リーグ「ガンバ大阪対川崎フロンターレ」の試合前に、試合観戦に訪れた人がスタジアム内でラムダッシュの「ES-LA」シリーズを使って、「同時にヒゲを剃った人数」のギネス世界記録に挑戦するというもの。当初の目標人数である1,500人には届かなかったものの、1,379人が参加し、同記録として認定された。

 イベント参加者は、試合観戦チケットの所有する人に限られたこともあって、参加者の多くがホームのガンバ大阪のサポーター。前日の14時からヒゲを剃ることが禁じられていたため、多くの人がアゴや鼻下にヒゲを生やした状態での参加となった。

イベント会場となったのは、ガンバ大阪のホームスタジアムである万博記念競技場。ガンバ大阪と川崎フロンターレとの試合前に催されたイベントの参加条件。当然ながら男性のみ。しかも、24時間以上ヒゲを剃っていない人に限られたイベントの申し込みブース。基本的に事前登録制ではあるが、当日の受付も行なわれた

参加者に貸し出されたラムダッシュ。高級モデルの「ES-LA92/82/72/52」の4機種が用意された。シェービング機能はいずれも同じ機能を備えている13時よりスタジアム内へ入場。参加者はバックスタンド前の陸上トラック前で待機この日の大阪は最高気温が30℃を超え、まるで夏のような陽気に。記者も汗ダクになってしまった

イベントは14時からスタート。司会はスタジアムDJの仙石幸一さんとMCの安藤輝子さん。ガンバサポーターにはお馴染みの2人元Jリーガーで、ガンバ大阪OBの小島宏美さんも登場。「(クラブワールドカップに参戦するなど)世界を相手にしてきたガンバが今度は世界記録に挑戦するということですが、僕は世界に挑戦したことないですけど……」と会場を笑わせた一方、「こうして参加できるのは嬉しいです。がんばっていきましょう」と参加者を鼓舞オーロラビジョンでは、ガンバ大阪の安田理大選手が参加者にラムダッシュの使い方を指導。しかし「あ、全然痛くないね。すっごい早いわ。ヘッド自体が動くから輪郭の部分に密着してくれるし、すごいっすね」と、指導する立場ながらラムダッシュに感心しきり


 なお、参加者に貸し出されたのは、ラムダッシュ「ES-LA」シリーズの高級モデル「ES-LA92/82/72/52」。いずれも、ヘッドを微振動すること で肌の奥に潜んだヒゲを絞り出す「絞り出しソニック」と、前後左右にヘッドが動いて肌の輪郭に密着しやすい「密着トレースヘッド」などの機能を備えてい る。なお、シェービング機能はどの機種も同じで、付属品や電池の残量表示機能などが異なっている。

イベントで使用されたラムダッシュ外刃は4枚。刃の面積が広く、肌にかかる圧力を分散するため、肌にやさしくシェービングできるというヘッドが前後左右に動く「密着トレースヘッド」を採用。顔の輪郭にフィットしやすい仕組みになっている

 ギネス世界記録への挑戦は14時30分頃からスタート。カウントダウンの後、参加者が1分間、一斉にシェービングを開始した。

カウントダウンの後、一斉にシェービングがスタート。千人を超える男性が全員シェービングをするというのは、今まで見たことのない凄まじい光景。スタジアムにはラムダッシュの「ブイーン」という運転音だけが響き渡る

ギネスチャレンジ中の会場のようす

当日の試合の登録メンバーから外れた選手もイベントに参加。写真はミッドフィルダーの倉田秋選手マスコットのガンバボーイも参加。子供の前で腕の毛を剃るというボケをかまし、参加者より「何をしとんねん」とツッコミを受ける

最終的に1,379人が参加。目標としていた1,500人には届かなかったが、ギネス世界記録に認定された。写真右はギネス世界記録日本オフィスの代表取締役社長であるラッセル・ウィリス氏ギネス世界記録の認定証を掲げる、パナソニック アプライアンス・ウェルネス マーケティング本部の石井純本部長

参加者への感謝を述べる石井本部長
 パナソニック アプライアンス・ウェルネス マーケティング本部の石井純本部長は、イベント参加者に対し「大勢のサポーターの皆様の力を借りて、ラムダッシュがギネス世界記録に認定されました。本当にありがとうございま す。今日はこの後に(優勝争いを賭けた)重要な決戦がありますが、ぜひサッパリした顔で応援していただきたいと思います」と感謝を述べた。

 シェービング後には参加者に対し使用感を問うアンケートも実施。その結果、90%以上が「よく剃れた」「肌にやさしい深剃りを実感」「満足」と回答、参加者がラムダッシュに対して高い評価を与えていたことがわかった。

記者も24時間剃らなかったヒゲをラムダッシュでシェービング。短いヒゲもしっかりと捕えている印象があった(写真上/シェービング前、下/シェービング後)イベントで使用されたラムダッシュは回収された参加者に対するアンケートでは、90%以上が剃り味に満足する回答が得られた



パナソニックの電動アシスト自転車「OFFTIME(オフタイム)」。ガンバ大阪カラーの限定品で、スタジアム外の広場で試乗できる
 スタジアムの外では、パナソニックが発売する電動アシスト自転車「OFFTIME(オフタイム)」のガンバ大阪カラーの限定モデルに試乗できるブースが設けられていた。

 オフタイムは折りたたみできる小型で軽量の電動アシスト自転車。人力と動力のアシスト比率も、新基準の「1:2」となっている。ガンバ大阪モデルでは、フレームの色が青と黒というガンバ大阪のイメージカラーで統一されているほか、ロゴマークやエンブレムが施されている。

 ブースでは多くのサポーターが試乗し、その乗り味を実感していた。100台限定で、10月までに注文した人には観戦チケットや選手のサイン入りグッズもプレゼントされる。

“街乗り”をテーマとしており、小型で軽量のデザインとなっている写真のように折りたたむこともできる
フレームはガンバ大阪のイメージカラーである青と黒があしらわれているエンブレムもマーキングされているLEDライトも標準搭載

 試合は、前半のうちにガンバ大阪の遠藤保仁選手と川崎フロンターレの谷口博之選手がゴールを決め、両チームとも譲らない熱戦となった。しかし、後半30分に遠藤選手が直接フリーキックを叩き込み、2対1でホームのガンバ大阪が勝利した。



(正藤 慶一)

2009年9月28日 12:24