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全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」を体験できるカフェがオープン。仮価格は185万円から

 セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズは、世界初の全自動衣類折りたたみ機「laundroid(ランドロイド)」の購入予約を、5月30日から受け付けることを発表した。出荷は2017年末を予定。価格の詳細は発表されていないが、仮価格は185万円~(税抜)。

【お詫びと訂正】
記事初出時、仮価格を180万円~としておりましたが、ただしくは185万円~です。お詫びして訂正いたします。

 あわせて、東京・表参道に、ランドロイドの空間を演出した飲食店「laundroid cafe(ランドロイド・カフェ)」を、3月18日にオープン。店内にランドロイドのティザーモデルを設置し、ランドロイドを身近に感じられるという演出を用意するという。

世界初の全自動衣類折りたたみ機「laundroid」

 ランドロイドは、セブンドリーマーズとパナソニック、大和ハウス工業が共同開発した全自動衣類折りたたみ機。衣類を1枚ずつ、「つかみ」「広げて」「折り畳み」「仕分け」「収納」する。衣類を本体に投入するだけで、本体が衣類を画像解析して、各衣類に最適な方法を選び折りたたんでくれるという。

 仕分ける際は、ポロシャツやTシャツなど衣類ごとに収納するほか、あらかじめ設定しておくことで持ち主ごとにも仕分けられる。仕分け完了後はスマートフォンに通知することも可能。人工知能を搭載しており、データベースは、使うごとに成長していくという。

衣類を投入
たたんだ後、仕分けまで行なう

衣類を持ち込んでランドロイドでたたんでもらえるカフェ

 3月18日にオープンするカフェは、ランドロイドのティザーモデルを設置したオープンスペースのほか、完全予約制の個室スペースも設けている。常設店舗としており、製品の発売後も営業を続ける。

 個室スペースには実機を用意し、ランドロイドをいち早く体感できる「ランドロイド・ルーム」として展開。ランドロイドが実際に衣類を折りたたむ様子を、プロジェクションマッピングの映像とともに体験できる。実際に衣類を持っていきランドロイドでたたんでもらうことも可能。

カフェは3月18日から営業
オープンスペース
完全予約制の個室スペース「ランドロイド・ルーム」
プロジェクションマッピングの映像とともにランドロイドを体感できる

 衣類1枚をたたむのに約10分は掛かるため、ランドロイドが作動中は店内で食事を楽しみながら待ってもらう仕組みとしている。

 食事メニューは昼夜で異なり、昼はカフェ営業としてハンドドリップコーヒーやサンドイッチ、胡麻アイスなどを提供。夜は会員制の焼肉店「29ON(ニクオン)」としてコースで肉料理を楽しめる。ニクオンの会員権は、クラウドファンディングで不定期で募集を受け付けている。

胡麻アイス
夜は焼肉店としてコース料理が楽しめる
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ 代表取締役社長 阪根 信一氏

 セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ 代表取締役社長 阪根 信一氏は、カフェのオープンについて次のように語った。

 「まだ誰も見たことのないデバイスであるランドロイドを、どのように知ってもらうかを検討した中で、普通のショールームを作るだけでは不十分だと思いました。飲食店であれば、食事をしながら身近に感じてもらえるので、興味を持っていただきやすくなります。多くの人の目に触れて、最終的に購入につながればという思いで飲食店という営業形態にしました」

 ランドロイド・カフェの企画運営は、グルメメディア「favy」が担当。同社においても新規事業となる、ショールーム併設型店舗として「ランドロイド・カフェ」を企画した。

肉料理を楽しみながらランドロイドを体感できるキャンペーン

 オープンに伴い、カフェで特典が受けられる「/laundroid 購入宣言キャンペーン」を開始した。SNSでランドロイドの購入意思を表明すると、ニクオンの料理を無料で楽しめる利用券が抽選で当たるなど、さまざまな特典を用意。期間は4月30日(日)まで。特典は以下のとおり。

1.絶品の肉料理を味わいながら最先端のプロジェクションマッピングを楽しめる、表参道のlaundroid cafe「1回 利用券(最大6名まで無料)」を抽選で50組にプレゼント
2.先着100名に購入金額から10万円をキャッシュバック
3.全員にランドリーバッグプレゼント

 キャンペーンは実際に本体を購入しなくても参加可能で、購入予約が完了するまで費用はかからない。

キャンペーン特典