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三菱電機、スマホで銘柄や炊きあがりの食感などを設定できるIHジャー炊飯器

 三菱電機は、スマートフォンを使って炊飯設定や炊きあがりの食感などを簡単に設定できるIHジャー炊飯器(5.5合炊き)「備長炭 炭炊釜 NJ-VA107」を7月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65,000円前後(税抜)。

IHジャー炊飯器「備長炭 炭炊釜」NJ-VA107

 Androidスマートフォンのタッチ操作や音声入力機能を利用し、誰でも簡単に様々な設定が行なえるIHジャー炊飯器。炊飯設定や銘柄指定(銘柄芳潤炊き)、炊きあがりの食感などをスマートフォンで設定できるだけでなく、設定内容や炊飯時間を、いつでもどこでも確認できるとする。銘柄芳潤炊きは、あきたこまち/あきほなみ/おいでまい/きぬむすめ/つや姫/コシヒカリ/ななつぼし/はえぬき/ひとめぼれ/ヒノヒカリの10銘柄が指定できる。

 専用アプリ「らく楽炊飯」により、多彩なレシピが用意された「三菱電機レシピサイト」と連動。赤飯や五目ごはん、おこわなど、希望のレシピをスマートフォンで選び、炊飯器にかざすだけで炊飯設定できるという。

 なお、対応端末はAndroid OS 4.1以上で、おサイフケータイ、FeliCa、またはNFに対応したスマートフォン。iPhoneには対応していない。

FeliCaまたはNFC対応端末であれば、炊飯設定を選択後に端末をかざすだけで、炊飯器の設定が完了する
銘柄や炊きあがりの食感、炊きあがり時刻などをアプリで簡単に設定できる。あとは本機にスマートフォンをかざすだけでOK
たけのこご飯や五目ご飯などを炊く際にも、タッチ操作や音声入力で簡単に設定できる

火力を約15%アップして「かまど」で炊いた味を再現

 火力を従来モデル比で約15%向上させ、より高火力での炊飯を実現したという。これは2015年に発売された「NJ-VX106」との比較。予熱終了後から連続沸騰の火力(消費電力量)を、従来モデルで78.9Whなのに対し、新モデルでは91.5Whにアップした。

 また、新「密封リング」を採用。本体と内釜の隙間をより少なくし、熱を逃さず効率よく加熱できるようにした。こうした工夫を施すことで、より「かまど」で炊いたご飯の味を再現できるとする。

内釜

 本体サイズは237×292×227㎜(幅×奥行き×高さ)で、重さは5.1kg。最大消費電力は1,270W。本体カラーは、スマートシルバーの1色。