家電製品ミニレビュー

ソロブレンダーなら朝のグリーンスムージーが毎日続けられる!

ソロブレンダー サンテ RSB-2

 毎朝、グリーンスムージーを作っている。食材の栄養をそのまま摂取できて、食欲のない朝でも飲みやすい。

 使っているのは、レコルトの「ソロブレンダー サンテ RSB-2」だ。1人用のコンパクトサイズで、ボトルがそのままカップになる。グラスに移し替える必要がなく、手軽でスムージー生活が続けやすいという。

メーカー名レコルト
製品名ソロブレンダー サンテ RSB-2 アーモンドベージュ
購入場所Amazon.co.jp
購入価格3,149円

 ボトル容量は300mlで、1人分のスムージーが作れる。サイズは10×29cm(直径×高さ)のコンパクト設計で、キッチンやテーブルに置いたままでも気にならない。ボトルはAS樹脂素材で、総重量は約750gほど。以前使っていたガラス製のブレンダーと比べるとかなり軽かった。

 操作ボタンは1つだけで、ボタンを押している間だけ運転する。

本体
操作ボタンは1つのみ
コードは下部に巻きつけられる
ボトルは外してそのまま飲める
容量は300ml。ボトルに目盛りがついている
レシピブックと説明書が付属する

 このソロブレンダーの特徴は、そのまま飲めるボトルのフタが回転式になっていて、メッシュ加工された飲み口があることだ。

 メッシュの飲み口は縦に仕切りがあり、スムージーを飲む際に食材の繊維が気になる人向けだという。私はあまり繊維は気にならないが、もしかしたら皮つきの果物を使っても、メッシュで皮は飲まないようにできるのでは? と思いついた。リンゴやキウイなど、皮を剥くのが面倒な果物が扱いやすくなるかも……! と思い試してみた。

フタは回転式。飲み口はオープンとメッシュの2つ。
メッシュの飲み口。繊維が気になる人にオススメだという
食材を混ぜるときはフタを閉じる

フルーツは皮つきのままセット!

グリーンスムージー作り。リンゴは皮つきのままにした

 まずは、いつも飲んでいるグリーンスムージー作り。バナナ1/4本、リンゴ1/4個、グレープフルーツ1/4個、小松菜2把をカットして、水と一緒にボトルに入れる。リンゴは皮つきのままにしたので、カットするのがとても楽だった。

 なお、コンセントを差して電源を入れても、ボトルのロックを外さないと運転できない仕組みになっている。ロックを外すときは、ボトルリングと本体についた矢印「↓↑」を揃える。安全面も配慮されていて、誤操作をすることはなかった。

 ボタンを押している間だけ運転するので、葉やフルーツが細かくなるまでボタンを押した。ボタンは1分以上押し続けないようにと説明書には書かれていたが、スムージーは30秒ほどで完成したので問題なかった。

 できあがったスムージーは、皮つきのリンゴと小松菜の葉が少し残っていた。メッシュ加工の飲み口で、口に含まずに済むことを期待したい。

ボトルリングと本体の矢印「↓↑」が合わないと作動しない安全設計
矢印を合わせる
上部を支えてスイッチオン。ボタンを押している間だけ運転する
調理前
調理後。30秒ほどでスムージー状に
食材はほとんど粉砕された。リンゴの皮と小松菜が少し形が残った

 本体からボトルを外して、まずは通常のオープンな飲み口でそのまま飲んでみた。残っていた皮や葉がダイレクトに口に入り、飲み心地はドロっとしていた。リンゴの皮の固い部分や、グレープフルーツの薄皮などが気になり正直飲みにくい。

 しかし、メッシュの飲み口で飲んでみると、皮は口に入ってこなくサラッと飲めた。シンプルな加工だが、オープンの飲み口との差は歴然だ。皮は栄養豊富なので本当は一緒に飲めたらいいのだが、毎日続けることを考えたら飲みやすさを重視したい。

 なお、スムージーに水分があまりないと、メッシュの飲み口では飲めない。一度少量の水で作ったときに、ドロドロになってしまいメッシュ部分で詰まってしまった。水の量には気を付けた方が良いだろう。

ボトルを本体から外したらそのまま飲める
メッシュの飲み口を試す。皮などが気にならない!

氷を入れてひんやりヨーグルトスムージー

 ソロブレンダーなら、氷を入れたスムージーも作れるという。今度はバナナとキウイのヨーグルトスムージーを作ってみた。カットした材料、牛乳とヨーグルト、氷をボトルに入れる。

 なお、氷は液体を注いだあとに入れるようにとのことだ。氷は小さめのもの2~3個ほどに対応し、大きめのものは入れられない。凍らせたフルーツも2~3個なら入れられる。

 運転をスタートすると、氷のガリガリ削れる音が聞こえてきた。完成したスムージーを飲んでみると、氷の粒はなくとろみのあるスムージーに。ひんやりとしていて美味しい。

 ヨーグルトスムージーも、オープンの飲み口で飲むとキウイの芯が口に入ってきたが、メッシュの飲み口なら気にせずに飲めた。

バナナとキウイのヨーグルトスムージー作り
フルーツと牛乳、ヨーグルトを入れる
氷は液体を入れてから投入
しっかり粉砕され、とろみのあるスムージーに

 メッシュ加工の飲み口は、皮や繊維が気にならず良かったが、ちょっと汚れやすい。スムージーはドロッとしているので、飲み口を切り替えるときにスライドさせると、中に入り込んでしまう。だが、水洗いでさっと汚れを落とせるので手間に感じることはなかった。

 ボトルやフタは水洗いでひととおり汚れを落としてから、中性洗剤を含ませたスポンジで洗うとキレイにしやすかった。なお、ボトル底部の刃の汚れが気になるときは、ボトルに水を入れて一度運転させると汚れがとりやすい。

メッシュの飲み口は汚れやすい
水でほとんどきれいになった
スライドさせてプレートも洗う
ボトル、ボトルリングは外して水洗いできる

 ソロブレンダーを使うようになってから、フルーツの皮むきの手間が省けてスムージー作りが楽になった。これまでは眠かったり忙しかったりすると今日はいいかな……となりがちだったが、今は“サクッと切っていれるだけ”と思えてきちんと毎日続いている。

 操作が簡単で価格も3,000円台と安いので、スムージー生活を考えている人にぜひオススメしたい。

西村 夢音