やじうまミニレビュー
アサヒ興洋「アイスタオル 」
アサヒ興洋「アイスタオル ネックタイプ 」 |
梅雨も抜けて夏本番といったところ……なのだが、筆者からすると暑さに対する懸念しかない。エアコンは常に全力運転しているのだが、気になるのがやはり電気代だ。せめてエアコンの設定温度をもう少し上げて、電気代の節約に努めたい。というわけで、今回は涼しくなるためのアイテム、アサヒ興洋の「アイスタオル 」を紹介する。
メーカー | アサヒ興洋 |
製品名 | アイスフィットジェル フットタイプ |
希望小売価格 | 735円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 514円 |
「アイスタオル ネックタイプ」という、その製品名からもイメージしやすいように、本体はタオル状となっている。サイズは620×80×20mm(長さ×幅×厚さ)で、普通のタオルより細長いタオルといった印象。本体内部には冷凍しても堅くならない特殊冷却剤ジェルパックが備えられており、一定時間冷却効果を維持できるという製品だ。
使い方を順に見ていこう。まず、本体をそのままポリ袋に入れて、冷凍庫で冷やす。このときの注意点はカバーの裏面を上にして設置すること。そうすることで首と接する面が平らになりやすい。あとは6時間以上冷却しておく……と、準備は至ってカンタンである。なお、ポリ袋に入れずとも効果を発揮してくれるが、霜が付着してしまうため、あまりオススメできない。
横長なのでちょうどいいポリ袋が見つからなかったため、大型の燃えないゴミ用袋を使用した | ジェルパックが平らになるよう設置する |
しかし、ちょっと問題があった。本体が620mmと長く、筆者宅の冷蔵庫では微妙に端っこが浮いてしまうのだ。端の部分まで冷却剤が入っているわけではないので、マジックテープ部分を浮かせ、冷却剤のある部分だけは平らにしておくといいだろう。
冷却が終わって驚くのは、ほんとうに冷却剤が堅くなっていないところ。手で軽く握っても形状が変化するし、首に巻いてみてもゴワゴワしているものの、氷がぶつかって痛いということはなかった。
首に巻くときは、男性なら外側のマジックテープ、女性なら内側のマジックテープを利用する。微妙な調節も可能なので、首が締まっている感覚を味わうことはない。
ジェルパックは指で軽く押しても形を変えるほど、柔らかい | 首に巻いてみたところ。柔らかいジェルパックのおかげでごつごつした感覚はまったくない | 女性の場合は、写真のように内側で止めるとバランスがいい |
作業中のリラックスアイテムとして、かなり重宝している。暑い、ダレてきたと思ったら即使用! そんな感じである |
アイスボックスに入れる冷却剤をタオルでくるみ、首に巻いて夏場の行事を乗り切った覚えもあるが、それよりはずっとフィット感がある。効果は室温28℃の環境だと約2時間といったところで、屋外だと1時間が目安だろう。
そのため、常用するというよりは、帰宅してからのリラックスアイテムとしての利用がオススメである。
筆者は作業のお供として愛用している。首筋を冷やすことで体感温度も下がるため、エアコンの温度設定も極端に低くする必要がなくなった。ますます気温が高くなるこれからの季節にオススメのアイテムである。
2009年 7月 24日 00:00
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