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やじうまミニレビュー
オーシン「超低反発ジェルパッド 朝までクール」

〜電気代が一切かからない寝具用冷却シート
Reported by 本誌:正藤 慶一

超低反発ジェルパッド 朝までクール
 8月になって、いよいよ夏本番。気温も上がって、昼間はエアコンの冷房が欠かせなくなってきた。私は例年、電気代をケチるためにあまりエアコンを使っていなかったが、前回のレポートでエアコンの掃除をして以来、結構使ってしまっている。

 そんな私も、就寝時にはエアコンは一切使わない。以前、エアコンをつけたままで寝たところ、カゼをひいてしまったからだ。さらに、聞いたところによると、肩まわりの筋肉が冷えるため、肩こりの原因になるらしい。こういった理由から、就寝時の使用を避けている人は、少なからずいるはずだろう。

 とはいったものの、エアコンなしで寝るのは、実際のところかなり寝苦しい。ふとんの脇に扇風機を回しているのだが、それだけではムシムシした独特の暑苦しさは取れない。なかなか眠れず、やっと眠れたとしても、暑さで目が覚めてしまうほどだ。エアコンのあのヒンヤリとした感じがあれば、もうすこしラクに寝られるのだが……。

 というわけで、寝苦しい夏の夜にふさわしいグッズを探したところ、名前からしてピンときた商品があった。株式会社オーシンの「超低反発ジェルパッド 朝までクール」だ。ふとんの上に敷くマットなのだが、このマット内に仕込まれたジェル状の物体が、体の熱を吸い込み、体を冷やしてくれるというものだ。これぞ渡りに船、エアコンなし派にピッタリの商品だ。価格はAmazon.co.jpで18,690円と、決して安くはない価格だが、思い切って購入した。

 到着したパッケージはとても大きく、1mほどの高さのダンボールに梱包されていた。開封してマットを広げてみた。さっそく開封して、我が家の敷きぶとんに被せたところ、ふとんの1/5ほどは覆うことができなかった。サイズを測ったところ、90×136cm程度だった。ふとん全体を覆うものではなく、体の当たる部分だけを冷やすものといったものなのだろう。

 使い方は、ふとんにシートを載せて、その上からシーツを被せるという単純なもの。しかし、シートは結構重く、冷房をしていない我が寝室では、持ち上げるだけでも汗が出てきてしまう。涼を取るものなのに、それを用意するまでが暑いというのはどうにも解せないが、ここは我慢してセッティングする。


高さ1mほどのダンボールに梱包されて到着した ふとん用のまくら用のシートが同梱される。別々でも購入可 封をといてマットを広げてみた。マットはとにかく重いので、これだけでも一苦労だ

縦は140cm程度
横は90cmほど
シーツの中にセットしたところ。ご覧のとおりふとん全体は覆えない

 シートのセットが完了し、さっそく布団に寝っ転がってみる。最初はあまりあまり冷たさは感じられないが、20秒ほど経つと、シートに接する背中と太もも、ふくらはぎあたりから、ジワジワと涼感が背中を包んでゆく。説明書を読むと、ジェルの温度は室温と同じくらいになっており、体温とジェルの温度の差により、ジェルがどんどん体温を奪う仕組みになるというのだ。なお説明書では、冷えすぎを防ぐため、シーツを使用するよう呼びかけている。


シートを指で押すと、シート内のジェルによって、指がシート内にわずかにめりこむ
 寝転んだ感触としては、やや体がシートに沈み込むような感じがする。シートはそれほど厚くはないが、ふとんだけの状態よりも、より背中に密着している。シートの中のジェルが体の重さでグニャっと曲がって、体との密着面が多くなっているのだろう。ふとんだけの状態よりもフカフカ感が減っているが、寝苦しいというほどではなく、むしろ安定感がある。

 ちなみに、枕用のシートも同梱されていた。サイズは30×40cm(縦×横)程度で、背部に枕と設置するためのゴムバンドが用意されている。こちらも構造は一緒で、中にはジェルが入っており、枕カバーを使うように指示されている。使用してみたところ、こちらも確かにヒンヤリとしている。ただ、髪があるせいか、ふとんよりも冷たさは感じられなかった。私の場合は、カバーを使わず直に使って、ちょうど良かった。なお、枕用とふとん用のシートは、それぞれ別売りをしているようだ。


枕用のシートを装着したところ。ゴムバンドが付いているので、そう簡単には外れない 説明書には、使用した/していない場合の、背中の温度の差を示すサーモグラフィが描かれていた。かなり違うようだ

 この晩、シートを敷いたふとんで寝てみた。率直に言うと、実に心地よいものだった。仰向けの状態なので、胸や腹など、体の表面は冷やせないのだが、それだけでも十分涼しく感じられる。シートは10分、20分程度ではぬるくなることもなく、体がどんどん冷えているせいか、むしろどんどん冷たくなっているように感じる。この日もとても蒸し暑い夜だったが、エアコンはもちろん、扇風機を使わなくても、途中で目覚めることもなく、このシートだけで快適に寝られた。

 さて翌朝、何だか暑苦しく感じがして目覚めると、シートが大変なことになっていた。就寝時の冷たさが消え、逆にぬるくなっているのだ。シートが体温を吸収しきってしまい、もうこれ以上吸い込めなくなってしまったのだろう。商品名の「朝までクール」は正しいかもしれないが、より正確に言うならば「朝までクール、朝から温っ(ぬるっ)!」といったところだ。ただし、ちゃんと夜には冷えているので、安心していただきたい。

 これを欠点と見る人もいるだろうが、実は私はこの点が特に気に入ってしまった。朝はこのシートの温さで起きてしまうので、寝坊することがないのだ。ある日、シートを取って寝たときがあったが、この日はものの見事に寝坊してしまった。まあ、単に私が寝坊しがちな人間というのもあるが、それだけ生活の一部になっていたということの裏返しだろう。なので、「今日は休みだから12時間ずっと眠り続けるぞ」という場合には、あまり向かないだろう。

 気になる点としては、前述のとおりシートが重いこと。ふとんをたたんで押入れにしまうとなると、とても面倒だ。そういった点では、ベッドや、私のようにふとんを敷きっぱなしの“万年床”の場合など、持ち運びしない人向けの商品といえそうだ。

 また、冷えすぎにも注意だ。気温が低めの日に使ったところ、あまりに体が冷えすぎるので、取り外してしまった。梅雨が明けたので、これからは温度が急に低くなる日はあまりなさそうだが、寒いのに我慢して使ってカゼを引いてしまっては元も子もない。気温の低い日はふとんから取り外しておこう。ちなみに、上半身ハダカの状態で使ってみたところ、これもまた体が冷えすぎてしまった。“ハダカがパジャマ”という人には、あまり向かないかもしれない。

 暑い夏にはとかくエアコンで涼をとりがちではあるが、やはりランニングコストはどうしてもかかってしまう。その点このマットなら、電気代を一切かけずに涼が取れるのだ。夜中の寝苦しさに参っている人、冷房のランニングコストを気にする人には、ぜひともオススメしたい一品だ。






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2007/08/07 00:01

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