やじうまミニレビュー
皮むきにも千切りにも大活躍な「ロングピーラープラス」
2016年8月15日 07:30
前回に引き続き、滞在時間が増えたキッチンのカスタマイズ。今回は、手持ちはあるけど不満が多かったピーラーを買い替えてみました。
購入したのは、サンクラフトの「ロングピーラープラス」です。
メーカー名 | サンクラフト |
---|---|
商品名 | ロングピーラープラス(安全ケース付き) |
実売価格 | 2,075円(Amazon) |
今まで使っていたピーラーは、T字型で上辺に刃がある最も一般的なピーラー。これまで長くこのピーラーを使ってきましたが、刃の両端の汚れが取りづらかったり、私が不器用なのか定期的に手や爪をスライスしてしまう等の不満がありました。
ロングピーラープラスは、刃の部分が非常に長く、形もT型ではなくI型で横向きに刃を動かすタイプ。初めて見るタイプでしたが、面白そうなので即決で購入しました。
ステンレスの武骨なシルバーに、半透明の安全ケースがついているこのピーラー。全体の長さは21.6cm、重さは72gとピーラーとしては少し大きく重ためですが、それがとてもしっくりと手に馴染みます。刃の部分だけで約10cmほどもあるので、皮むきというよりは「刃物」といった趣き。
早速使ってみると、第一印象はすごくよく切れる!! 一般的なT型のピーラーより長いだけでなく幅も少し太いので、刃がとてもしっかりしています。
しかもこれまでのT型ピーラーでは縦に刃を動かすため、いつ手をスライスしてしまうかとびくびくしながら使っていました。これなら刃を横に動かすため、よほど短い野菜を扱う時以外は、野菜の上だけを支えればいいので思い切って使えます。
スライサーとしても使えて千切りに便利!
大きな刃でがつがつととてもよく切ってくれますが、人参などの皮の薄い野菜ではやや厚く切れすぎるような気もします。ところが皮をむいた後そのままスライサーとして使っていくと、本当に面白いほどガンガン切れました。
一定方向で使い続けて幅を広く切ることもできますし、野菜を回転させながら細く切ることも。みじん切りもこのロングピーラーでささっと薄く切ってから包丁を使うと、かなり細かいみじん切りが簡単にできあがりました。
人参の次はキャベツにも使用。今まで千切りは包丁がマストだと思っていましたが、これで十分代用できます。
関西出身のためお好み焼きがよく食卓にあがりますが、刃の部分が10cmもあるので余裕で千切りできます。板型のスライサーを使っていたときは結構洗うのが面倒だったのですが、これならささっと水をかけるだけで簡単に汚れも落ちてくれて、料理時間の短縮にもつながりました。
この洗いやすいというのも主婦としては見逃せないポイントです。野菜を切るだけなら水洗いで大丈夫ですし、安全ケースに穴が開いているので洗った直後にケースを被せてキッチンに吊るしておけば錆びることなく乾いてくれます。本当にお手軽!
刃が大変よく切れるため、野菜以外にチーズを切るのにも問題なく使えます。包丁で切るよりも薄く綺麗にスライスできるので、まるでお店で出てくるようなチーズを簡単に用意でき、家飲みのテンションアップも間違いなし!
ただ一つ気になる点としては、刃が本当に良く切れること。通常の使い方ではそれはとても良いことなのですが、短い野菜を扱うときなどは私のようなぶきっちょさんが手を切ってしまうと、一般的なピーラーよりもざっくりいってしまいそうで、それだけが怖い……。幸いまだその傷は試すに至っていませんが、これからも特に短い野菜を切るときには十分に注意しながら愛用したいと思います。
半ば衝動買いのように購入したピーラーでしたが、手軽さと切りやすさに大満足の一品でした。