やじうまミニレビュー
不揃いな紙類をじゃんじゃん差し込んで収納できる「ジャバリングファイル」
2016年8月12日 07:30
穴あけ式、クリアーポケットタイプ、金具で押えて留める系など……。世の中には実に様々な大きさ・形式のファイルで溢れていますが、そのほとんどは「挟むものの大きさが決まっている」場合に使いやすく作られているようです。
今回ご紹介する「ジャバリングファイル」は名刺から各種チケット、写真、レシート、ハガキ、果ては紙ナプキンに走り書きしたメモに至るまで、紙状の物であればどんな物でもじゃんじゃん挟んで収納できる、ありそうで無かった革新的ファイルです。
メーカー名 | D-BROS |
---|---|
製品名 | ジャバリングファイル |
実売価格 | 1,080円(Amazon) |
ジャバリングファイルは、内側に10枚、折り曲げられて二重になった幅の狭い紙が束になっており、その紙の間に挟んで収納できるようになっています。束になっている紙質は厚く、若干ザラついていて、ツルツルした物でも滑り落ちることなくしっかりと挟み込んでくれそうです。
本体サイズは255×140×5mm(幅×奥行き×高さ)と、細長い手帳のような形。材質は紙ですが、表紙にPP加工(フィルム圧着)を施してあり、耐久性・耐水性が強化されています。
見た目が華奢なので頼りないかと思いきや、挟む部分の厚紙が丈夫でギュッと圧縮して綴じられているので、ちょっとやそっとでは中身を無くしません。
半端な大きさの紙類を手帳に挟んでは落としたり、折り曲げてしまっていた私にとってはとても助かりました。
また、現在妊娠中の私はエコー写真や検査結果用紙、健診補助券や産院でもらうパンフレットなど、不定型な紙類をもらう事がとにかく多いのですが、もらった端からどんどん挟んでいくことで、モタつくことなくスマートに管理できるようになりました。
2歳の子連れで常にベビーカーを押しているため、開いてすぐに挟めるシンプルな構造に助かっています。
収納量は少なめ、だがそれが良い
挟む部分の厚紙が10枚しかないので、必然的に収納量は限定されます。具体的にはL型の写真なら30枚くらいが挟める限界と言えそうです。
しかし、たくさんの紙類を大量に収納できたらできたで整理が追いつかずに後から苦労することになるので、「挟めなくなってきたら整理する」という使い方にするのがよさそうです。
使い方としては、外出中や会計時などのバタバタする時にどんどん挟んでいき、帰宅後や週末にゆっくり整理してファイル内をリセットする、というのが理想です。
いらない書類がたっぷり詰まったファイルほど時間を取られる物はないので、短いスパンでリセットしていくジャバリングファイルは、手間がかかるようにみえますが効率的でした。
バッグの中がいつも紙類であふれてしまう方、小さなお子様連れで外出時の会計に苦労されている方などに特におすすめ致します。