家電製品ミニレビュー

半身浴がはかどる! お風呂で使えるダイエットマシン「キャビスパ」

ヤーマン「RFボーテ キャビスパ」

 そろそろ痩せないといい加減にやばい……と常に言っている筆者。食事制限をして運動すれば痩せるんだろうな、と思いつつも動く気があまりない。

 できることなら楽して痩せたい! ということで、ダイエットマシンに手を出してみた。今回は、ヤーマンの「RFボーテ キャビスパ」を紹介しよう。

メーカー名ヤーマン
製品名RFボーテ キャビスパ
購入場所Amazon.co.jp
購入価格25,400円

 キャビスパは、エステサロンで使われている超音波刺激によるボディケア“キャビテーション”の動きを再現したダイエットマシン。超音波で凝り固まった脂肪に刺激を与え、セルライトでデコボコになった肌や贅肉の引き締めが期待できるという。

 最大の特徴は、コードレス&防水仕様で浴室でも使える点。IPX7に相当する防水性能で、湯船の中やシャワーを浴びながらでも使用できるというのだ。本体は小型で、片手で収まるサイズなのも使いやすいポイント。

 運転モードは、超音波によるキャビテーション「SONIC」と、ラジオ波で肌を温める「RF」、電気刺激で筋肉を強制的に運動させる「EMS」の3つを搭載。3つのモードは同時に使えるため、「超音波」「あたため」「筋肉刺激」で、二の腕やお腹などをすっきりと引き締められるという。

片手で持てるサイズ
電極面を肌に当てる
操作部。超音波の「SONIC」、ラジオ波で肌を温める「RF」、電気刺激の「EMS」を備える

 充電台が付属されるので、使わないときは充電台に掛けて収納できる。コンパクトなので、邪魔に感じることなく置いておけた。

 ただ、充電中は操作部が青く点滅する。就寝中に充電しておこうと思ったが、光が強くて目を閉じていても気になるほどだった。光が気になる場合は、外出中などに充電したほうが良いだろう。

 充電時間は約3時間で、連続使用時間は約30分。10分ごとに一度電源がオフになる仕組みだ。

同梱品。本体のほか、充電台とACアダプターが付属
充電台に掛けてコンパクトに収納できる
充電中は操作部が青く光る

水中で当てるとビリビリくる! 筋肉痛になる刺激

電源を入れると青く点灯する

 電源を入れて、電極部を触ってみても特に変化はない。しかし、水中に入れて肌に当ててみるとビリビリ! と刺激がやってきた。これが結構痛くて驚く。電極部に水をのせて電源を入れてみると水が振動していたので、動画をご覧いただきたい。

 ちなみに、肌を温める「RF」は3段階、電気刺激の「EMS」は6段階で強弱を調整できる。「RF」はレベル2が心地よく温まるくらいで、レベル3はポカポカ温かいと感じた。

 「EMS」は当てる部位にもよるが、レベル4で結構痛く、2~3がちょうど良かった。最大の6にすると痛くて当てられないほどだったが、強い刺激が欲しい人には良いだろう。

電極部に水をのせて電源ON。振動しているのがわかる

 説明書によると、各部位10分ずつの使用を推奨している。また、同じ部位に使う際は、2~3日おいた方が良いとのこと。二の腕に使ったら1日後はお腹、2日後は太もも……といった具合にローテーションした。使用可能時間は約30分だが、10分ごとに電源がオフになる仕組みのため、1つの部位に当てすぎることもなかった。

 実際にお風呂で使用してみて感じたのは、半身浴がはかどる! ということ。各部位10分は本体を当てるので、あっという間に時間が経っていて、これまで持て余していた半身浴の時間が一気に充実した。

 また、足やお腹などを見ながら使うので、自然と顔が湯船に近くなり顔が蒸気で温まってくる。普通に湯船に入るよりも、キャビスパを使用しているときの方が、はるかに汗の量が多くなっていた。

 防水性能は、週に3~4回湯船に沈めながら使って約3カ月ほど経つが、今のところ問題なく使用できる。湿度の高いところには置いておかない方が良いとのことなので、浴室に置きっぱなしするのは避けたい。

湯船に沈めても問題なく使える
ふくらはぎはリンパの流れに沿って下から上になでるように当てた

 キャビスパを使った次の日は、筋肉痛になることもしばしば。身体が引き締まったとはまだ感じられないが、太ももにあったセルライトのデコボコは消えていた。

 半身浴もはかどり、普段のお風呂を美容タイムに変えられる。“ながら”ダイエットをしたい人にオススメできるアイテムだ。

西村 夢音