家電製品ミニレビュー
温冷の目元ケアで、夜はぐっすり朝はシャッキリ!
by 西村 夢音(2015/3/4 07:00)
昔から視力が悪く、メガネを掛けていると夜には目が疲れてくる。
そこで、日立コンシューマ・マーケティングから発売された「ハダクリエ アイ」を使ってみることにした。温冷のケアで、目元の疲れをほぐす製品だ。
メーカー名 | 日立コンシューマ・マーケティング |
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製品名 | ハダクリエ アイ MM-R01 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 26,740円 |
ハダクリエ アイは、目元に温冷の刺激を与える美顔器。目元ケア製品はさまざまなタイプのものがあるが、ハダクリエ アイの特徴は、温熱だけでなく冷却もできる点だ。目元を温めてリラックスしたり、冷やしてリフレッシュできる。
運転モードは、「温冷/温/冷」の3つを用意する。温モードは「高(40℃)/低(38℃)」で温度を切り替えられ、冷モードの温度は約20℃。電源は充電式で、充電時間は約3時間。1回13分の使用で、連続使用回数は約6回だ。なお、充電中は使用できない。
まずは、10分間の温モードの後に、3分間の冷モードに切り替わる「温冷」モードを試した。
目元に当てたときは、温感部のプレートがひんやりと冷たい印象だった。しかし10秒ほど経つとじんわり温まってきて、立ち上がりは早い印象。これは、本体内部に電流によって温度制御ができるペルチェ素子を採用しているためで、製品ページによると約30秒で設定温度に達するという。
夜はホット、朝はクールで目覚めバッチリ
はじめは、低温の38℃で試していたが、ちょっと物足りなかったので高温の40℃に切り替え。すると目元がしっかり温められた。本体をやさしく目元に押し付けると、さらに温かさが伝わり気持ちいい。緊張していた目元もほぐれて、5分ほどでうとうとして気が付いたら眠っていたほどだ。
10分経ったところで、温かさがなくなりすぐに目元がひんやりした。冷モードはかなり冷たく、ぼんやりしていた頭がシャキっとする。
いろいろ試してみたがお気に入りの使い方は、夜寝る前に温モード(40℃)で温めケアをし、朝起きたら冷モードで目を冷ます方法だ。夜は、ハダクリエ アイを使ってじんわり目元を温めることで疲れもとれて眠くなるし、10分間目を瞑った状態でいるので寝る前にスマホをいじることもなくなった。
朝は、ボーっとした頭に冷たいプレートが気持ちよく、目も覚めてくる。冷モードは3分で自動オフになるので、そのままうっかり二度寝することもなかった。
ティッシュを使った潤いケアも
ほかにも、温感部を目元に当てるときには、本体に湿らせたティッシュを取り付け、目元に潤いを与えながらのケアもできる。
ティッシュは縦に4つ折りにして本体にのせ、磁石付きのリングを上から付けて固定する。
固定したら、付属の給水カップを使ってティッシュを湿らせる。給水カップは1杯分で両目に対応する。だが、最初はわからず片目に1杯分の水を使ってしまい、ティッシュがかなり濡れてしまった。バランスよく湿らせられるように、水の量を調節する必要がある。
湿らせたティッシュを使うと目元は潤ったが、水分がダイレクトに目元についた。パナソニックやアテックスの目元ケア製品のように、スチームで目元をポカポカさせるのとは少し趣きが異なるようだ。
何もない方が電源を入れるだけで簡単に使え、温熱も伝わりやすいので私の場合はティッシュなしでの使用がメインになった。
なお、付属のバンドを使えば、座った状態や横向きに寝ていても使用できる。本体のフックに引っ掛けてバンドを付けるのだが、私が不器用なためか取れやすかった。装着したあとも、髪が長いと引っ掛かったりすることがある。
職場などで使えば、疲れたときのリフレッシュになるかな? と思ったが、なかなか不格好だったので家でゆっくり使うのが個人的には良かった。
寝室でメインに使っていたが、ハダクリエ アイは目元に当てるほどのサイズなので、枕元に置いても気にならない。
特にハダクリエ アイにしかない冷モードは、寝起きの悪い私でもシャキっと起きられた。冷却機能が気になる人にはぜひオススメしたい。