家電製品ミニレビュー

データを自動で転送してくれる、Wi-Fi対応の体重体組成計はやっぱり便利!

カラダスキャン HBF-253W

 寒い冬は、体を守るためなのか、もっとも体重が増えやすい(筆者統計)。年末年始の休みが明けて、さぁ仕事しようと外に出た時……なんだか体が重い気がした。これは本格的にマズい予感。

 そこで、体重体組成計で、まずは自分の体の状況を把握しようと体重体組成計を手にした。

メーカー名 オムロン ヘルスケア
製品名 カラダスキャン HBF-253W
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 13,135円

 誰でも自分のこととなると判断が甘くなる。筆者は特にそうだ。だが、今回使ってみたオムロン ヘルスケアの体重体組成計「カラダスキャン HBF-253W(以下:カラダスキャン)」は、狙い通り、冷徹までに現実を筆者に突き付けてくれた。

 カラダスキャンが計測できるのは、体重/体脂肪率/内臓脂肪レベル/骨格筋率/基礎代謝/BMIなどの体組成データ。本体に乗ると自動で電源がONになり、自動でユーザーを推定し、これも自動で測定データを同社のサーバーへと転送して保存しておいてくれる。

 保存データは、パソコンやスマートフォン、タブレットでいつでも確認できる。本体に乗る以外の手間なく、日々の身体の状況の変遷が、グラフなどで分かりやすく見られるのが魅力の製品だ。

初めにWi-Fi接続などの設定が必要。同梱のケーブルでiPhoneなどと本機をつなげて設定する
操作は本体表面のスイッチをタッチして行なう
電源ボタンは、本体の側面に配置されている

現実から目をそむけてはいけない!

ショックを受けた体年齢の数値。写真を撮った時には「47歳」にまで若返った(?)

 さっそく本体に乗ってみると、電源が入り、計測が始まる。数秒(最短4秒)でピーッとピープ音がしたら計測完了。体重や体脂肪率などの数値が、2秒間隔くらいで順次表示されていく。

 初めて体重を見た時には「あぁ、やっぱり増えてるなぁ」と思いつつ、予測(=覚悟)していただけにショックは少なかった。その後、体脂肪率や内臓脂肪レベル、骨格筋率が表示される

 そして驚愕したのが、「体年齢」という項目が表示された時。なんと実年齢よりも10歳以上も高い「52歳」と宣告されたのだ。その他の数値は「ふ〜ん……こんなものかぁ」と、余裕で眺めていたが、これには正直まいりました。いやぁ、状況は思っていたよりも深刻だったことを痛感したのです。

データが自動で記録される便利さ

 カラダスキャン「HBF-253W」の魅力は、なんといっても自動で計測データを記録していく点だ。購入時に本体設定すれば、計測するたびに、同社の健康管理サービスサイト「WellnessLINK(ウェルネスリンク)」へ、計測データが転送される。

 これにより、同サイトで計測データが見られる他、スマートフォンアプリ「からだグラフ」にもデータが同期される。ただし、スマートフォンアプリで確認できるのは、計測データのうち体重/体脂肪率/骨格筋率の3項目。詳細に見たい場合は、パソコンでWebサイトを確認する必要がある。

 Webサイト「ウェルネスリンク」には、様々なコンテンツが用意されている。例えば、もしダイエットやシェイプアップを考えているのなら、「ダイエットの基礎知識」というページを熟読しておきたい。ここでは、骨格筋率やBMI、基礎代謝などをはじめ、よく分からない用語の説明が書かれている。こうした用語を計測する意味を把握しておけば、ダイエットなどの対策を練りやすくなるだろう。

ウェルネスリンク内で7日分のデータをグラフ表示した画面。1画面に最大3項目の表示が可能。また他にも30日/90日/180日/365日などを1画面で表示するなど、細かい設定ができる
同様に、表組みでデータを表示したところ。グラフ表示した時とは違い、7項目の変遷が1画面で見られる。また、1日に何度も計測した場合も、すべての記録が見られる

 パソコンで見るよりも手軽なのが、スマートフォンアプリでの閲覧。本体の初期設定時にも必要なアプリ、「からだグラフ」を起ち上げると、体重/体脂肪率/骨格筋率がグラフ表示される(1画面で1項目の表示)。

 その他、1日に何度も測定した場合は、アプリの「測定記録」を開く。例えば出勤前と出勤後、起床時と就寝前に測るようにすれば、1日の変遷を知ることができる。

アプリ「からだグラフ」は、iPhone/Android用が用意されている
アプリを起動すると表示されるのが体重のグラフ。ほかに体脂肪率と骨格筋率の表示が可能
1日に複数回の計測を行なった場合は、「測定記録」を開けば一覧できる

自動で計測結果を記録してくれる体組成計は、とっても便利

 レコーディングダイエットが一時期流行ったことがあったが、体重その他の体組成の数値を、自覚しておくことは健康管理の観点で重要なこと。毎日の数値を記録しておくことで、身体の異変がすぐに分かるはず。

 だが、数値をノートに書き記していくのは、苦痛な上に面倒。以前、WebやiPhone連携機能が非搭載の、シンプルな体重体組成計を紹介したことがあった。だが、ものぐさな筆者には、やはり数値をノートに書き記していくのは難しかった。

 その点カラダスキャンは、自動でデータを蓄積してくれる点が、非常に良い。iPhoneやAndroid端末で、思い立った時にデータを確認できるから、いつでも身体の状況が分かり、反省(?)しつつ対策を練られる。

同社ウェルネスリンクに対応した血圧計などと組み合わせれば、より総合的な健康管理が行なえる

 しかも対応する血圧計、活動量計や歩数計、睡眠計などを組み合わせて使えば、さらに総合的に健康管理ができる。発売から時間が経ったことで価格も比較的にお手頃になってきた。本気でシェイプアップや健康管理を考えているなら、おすすめできる体組成計だ。

〜おまけ〜 幼児の体重を測るのにも便利

 暗算が苦手な筆者には、「体重引き算機能」は、子どもの体重を測るのに便利だった。

 まずは、自分が乗って体重を確定したら、次に子どもを抱えて改めて本体に乗る。そうすると、自動で自分の体重を引き算して、子どもの体重を導き出してくれる。

 子どもの体重だけでなく、荷物などの重さを測るのにも便利。宅配便や荷物の、だいたいの重さを測るのに使える。

本体表面のスイッチを押して「体重引き算機能」を呼び出す
まずは親だけの体重を測定し、確定させる
次に子どもを抱えて、改めて体重を測る
全体の体重から親だけの体重を引き算して、子どもの体重を表示

(河原塚 英信)