走るライター南井正弘のコレはホントにスグレモノ!
走りたくない日にもランナーにやる気を与えてくれる「クリフトン4」
2017年8月16日 07:00
視覚的にもインパクト充分な厚底構造による衝撃吸収性を武器に、スポーツシューズ業界で急速にシェアを伸ばしている「HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)」。そんな急成長ブランドにおける、ベストセラーのひとつがクリフトンシリーズ。今回紹介する「CLIFTON 4(クリフトン4)」は、一般的なランニングシューズと、代表的なホカ オネオネのシューズの中間程度のミッドソールの厚さなので、初めて同ブランドのシューズを履くランナーにもオススメの1足だ。
メーカー名 | ホカ オネオネ |
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製品名 | クリフトン4 |
実売価格 | 18,360円 |
筆者はクリフトンシリーズの第2弾と第3弾であるクリフトン2とクリフトン3も着用。その優れた衝撃吸収性と推進力を、高い軽量性で実現したスペックを体感し、それ以来両モデルはヘビーローテーションで着用するお気に入りモデルとなった。クリフトン4はそんな高機能モデルの最新バージョンだ。
前述の高い機能性をキープしつつ、アッパー前足部のフィット性が向上しているという。ランナーは自分の脚力を、より効率的にシューズに伝えることができるはずだ。まず足を入れて立ってみると、ボリュームのある見た目とはギャップのある軽量性を感じられ、それに加えてこのブランド独自のフワフワした感触が脚全体に伝わってくる。
ブランド側が強調するように前足部のフィット感は前作、前々作であるクリフトン2とクリフトン3から比較すると確かに向上している。つま先部分の見た目はシャープなフォルムとなっているが、決してキツイということはない。
実際に走ってみると、ロッカー(ゆりかご)状のソールは着地から蹴り出しまでの体重移動もスムーズ。ヒールストライク(かかと着地)のランナー、ミッドフット着地、前足部から着地するランナーのいずれにも対応してくれる。そしてクッション性の高さは特筆すべきレベル。前日の疲労が残っているような、「あまり走りたくない……」というような日でも、クリフトン4を履いたら、思わず駆け出してしまいそうだ。
それほどこのシューズは履き心地と走り心地が快適なので、ランナーに「やる気」というか「モチベーション」のようなものを与えてくれる。また「走りたいがヒザや腰が痛くなるのだけは避けたい……」というように、足の保護性を第一に考えるランナーにもオススメだ。
クリフトン4には、これまでも人気だったブラックカラーを始めとして、豊富なカラーバリエーションが揃えられている。ニューカラーとして登場した落ち着いたグレーのカラーリングは、ランからカジュアルシーンまで幅広く対応してくれる点が嬉しい。