ぷーこの家電日記
第19回:デジもの好きだけど、目覚ましだけはアナログベル派
by 徳王 美智子(2014/2/7 07:00)
世の中どんどんどんどん便利で素敵で胸キュン家電が出ている昨今ですし、デジもの大好きな私ですが、むかーしから絶対に手放せなくて、私の中で進化のないものは、目覚まし時計だ。
私が目覚まし無しにパチッと目が覚めることなんて、ほぼほぼ皆無だ。休みの日は目覚ましをかけずに眠れると言うのが、何とも言えない幸せなんだけど、そうすると大体起きるのは14時とかだ。下手したら16時とか17時で、外は暗いし明け方なんだか夕方なんだか、一瞬わからない。夕方に起きると、さすがに1日を無駄にしちゃった罪悪感ともったいなさで軽く凹むのだが、「ま、いっか」とかってそのまま再び寝てしまったりもするのだ(笑)。
さらにそんなわたくし、眠りが非常に深い。一回熟睡するとちょっとやそっとじゃ起きない。
先日も義妹の家に泊まっている日、2歳の姪っ子がびゃぁーーーーっと大泣きしてたらしいが、私はピクリともせず爆睡していた。起きた後に「え!? あれ気付かなかったの!?」と全員に驚かれた。驚かれるくらいで済んでよかった。アタシだったらかなり呆れる! そしてもし、自分がママで旦那がこんなにも無神経にぐっすり気持ちよくスヤスヤ寝てる事を想像すると……殺意沸きそうな気さえする(笑)。あぁ、自分の神経の図太さに真剣に呆れる!
なのでですね、なのでですよ。私には目覚まし時計はものっすごい重要なアイテムなのです。携帯のアラーム? のんのん。あれは私には「さえずり」ですね。twittering! 電子音は生温い。気づかない。
昔からあるベルタイプの「THE・目覚まし時計!」みたいなのが好ましいのです。
憧れはあるのですよ。インテリア的にもステキな目覚まし時計への夢。むしろ携帯だけで十分か! でも現実を考えると私にはダメだ。身より実!
あと、二度寝防止用とかって、車輪付いてて鳴りながら走ってくれる面白便利な目覚まし時計等もあるけれど、私の場合はきっと、二度寝どころか、私の周りをただ騒ぎながら走り回るオモチャになっちゃう……。
昔から、「時間になったら、勝手にベッドが起き上がって起こしてくれたらいいのに……」なぁんて思ったものだ。
私なんかが思いつくものは、とっくに世の中にはあるってモンで(笑)。
「寝坊したから始発止めちゃった。てへっ」なんて言えない電車の運転手さんが、元々宿泊所で使っていたもの、今では(10年程前からとっくに)一般発売されているそうな……。知らなかった!!! その名も「定刻起床装置 やすらぎ」。目覚まし時計ではなく、すでに「装置」ってのがガチだ!!! 世の中、私のような人が多いってことですかね(笑)。
肩近くの布団の下に空気袋を敷いて寝て、設定した時間になると、その袋の中に空気が入って、体を弓なりに持ち上げるらしい。さらに縮んだり膨らんだりを繰り返して起こしてくれるというシロモノ……。ホントに起床装置だ(笑)。自分の姿を想像して可笑しくなってしまった。
ひゃー、これは欲しいかも♪って思ったんだけど、お値段見て「装置ってお高い……」と白目剥いて寝そうになった(笑)。アナログベルの目覚まし時計が何十個買えるだろう!? って思ったら、枕元には置けない程ベル鳴らせるわって言う事で、今日も元気にアナログ目覚ましをジャンジャン鳴らしているのです。あとは、最近手に入れた人力目覚ましという力も多いに役立っております(オチはのろけ!?)。