ぷーこの家電日記
第15回:あきらめてたはずが! 快適キッチン生活(前編)
by 徳王 美智子(2014/1/10 07:00)
明けましておめでとうございます。
年も明けまして10日程経ちまして、何となく日常に戻って来た感じでございます。今年も何となくためになりそうと思いつつ、全くためにならないという、ただの家電好きな私のブログを、引き続きどうぞよろしくお願いします。
というわけで、今回からは2回に分けて、我が家のキッチン事情を紹介しますッ!
アタシが今の賃貸マンションに引っ越して来たのは2年ちょっと前。前の部屋がゲリラ豪雨で浸水して(第6回:別れは突然に。ルンバさんよありがとう)、さすがに住み続けるのは厳しい! と思って引越しを決めたんだ。仕事やら便利さやらを考えて、引っ越す地域は先に決めた。
不動産屋さんと丸1日、ドライブのように物件を見て回った。デザイナーズマンションは、ちょっぴりお洒落だったけど生活するには不便そうだったり、良いなと思った分譲賃貸は、犬2匹と私が住むには少し狭い。そこそこ良い物件もあったけれど、迷ったあげく収納がめっちゃ広くて立地も良い今の部屋に、決めたのだ。
ただ、2つのポイントでめっちゃ迷った。1つ目は家賃が自分の決めてた上限より1万円程高いこと。これは最後まで「いいのか? 私いいのか? 大丈夫か?」って迷った。そして迷ったもう1つのポイントはキッチン。電気なんですよ。それもIHではなく、電熱器の2口コンロだったのです。電熱器かぁ……というのはかなり迷いポイント。料理を結構する私としては、電熱器はちょっと。電熱線を熱ーくして鍋に熱を伝えるので、電気代はかかるし、スイッチ切った後も熱くて、コンロにかけたままだと焦げたりする。学生時代に電熱器の経験がある私にはかなり抵抗のあるキッチン事情だったワケです。
でも、それ以外はかなり気に入りまして、迷ったあげくに決めた。家賃も上がったし、外食は少なめに自炊頑張らなきゃねって心に決めて引っ越したのです。そして引越しの片付けも落ち着き、そろそろ平常生活できるなって日の事。よーしご飯作っちゃうぞ。って思って自炊の準備。
ぼん! と瞬間で真っ暗。
あ、あれ? と瞬間意味が分からなかった。ブレーカーかよ……電気代高いとは思っていたけれど、まさか装備されている設備が使えない環境だとは思わなかった。「はぁ~~~~~っ?!」って見えない相手にブチ切れ。2口同時に使うと、落ちてしまうのだ。くっそ~想定外すぎた(電気の契約は40A)。
ブレーカー落とす事数回。どうせ1つ口しか使えないなら、こんな不便な電熱器なんか使う必要あるか! って立腹して、結局、2口コンロの上にカセットコンロを乗せて使う事に…….我が家のキッチンの戦闘力は大幅ダウン(というか、そもそも戦闘力無しだけど)。
システムキッチンを導入とかはさすがに無理なので、何か無いかなぁと思って、カセットコンロの2口タイプとか探してみたりしたけれど、アウトドア用位しか見つからず、注意書きに「屋内では使用しないで下さい」なんて書いてあったりする。いや、屋外自炊無理!(笑)
と言う事で諦め、カセットコンロキッチンを2年程続けてきた。カセットボンベのストックが無い事忘れていて立ち尽くしたりしたこともある。あぁ、引っ越したい。ステキキッチンのお部屋に住みたい。あー、住みたい。と何度思った事か!
そんな私も結婚を機に広いキッチンの素敵な部屋へ引越し……とはならず(笑)。世の中甘くない! 「ここだ!」って部屋がなかなか見つからず、高い引越し諸費用払ってまで焦って引越さなくてもいいね。となりまして、とりあえず今まで私が1人で住んでいた部屋に二人で住む事に。快適どころか狭さ倍増じゃねーか(笑)! 憧れの広々キッチンの新婚生活なんて夢よ夢! 女は現実を生きるのよ! と逞しくカセットコンロ生活を続けてた。
そんな我が家に輝かしい光が差し込む事になるのでした。
後編に続く。