ハリオ、ハンドドリップに近い味が楽しめるコーヒーメーカー「珈琲王」

V60 珈琲王 コーヒーメーカー

 HARIO(ハリオ)は、ハンドドリップの味にこだわったコーヒーメーカー「V60 珈琲王 コーヒーメーカー」を発売した。希望小売価格は14,490円。

 ハンドドリップのコーヒー用品を数多く展開するハリオによるコーヒーメーカー。同社のコーヒーマイスター監修のもと、ハンドドリップに近いコーヒーの味を追求した点が特徴となる。

 ハンドドリップで淹れる際の微妙な蒸らしを再現するために、2/3/4/5杯までの杯数に応じた蒸らしを行なう。抽出時は、本体の21個の穴から93℃の熱湯がシャワー状に出て、コーヒーの粉全体に柔らかくお湯を注ぐ。コーヒーの旨みを引き出し、ムラのない味わいが楽しめるという。

 抽出温度は、ドリップに最適という93℃前後の高温。ドリッパーには、ハリオの円錐型ドリッパー「V60円すい形」を採用する。

本体側面。操作方法はボタンを押すだけと簡単

 操作方法は、水タンクに杯数分の水を入れ、杯数分のボタンを押すだけ。いつでも手軽に、ボタンひとつでハンドドリップの味わいが楽しめるという。ハリオの開発担当者は、「V60ハンドドリップで淹れる、おいしいコーヒー抽出のためのノウハウが、この1台に詰まっている」としている。

 本体サイズは203×240×327mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.1kg。抽出容量は300~750lm。円錐形ペーパーフィルターが40枚付属する。本体カラーはブラックとワインレッド。

 ハリオによると、今回の珈琲王が同社初のコーヒーメーカーという。





(正藤 慶一)

2012年10月16日 17:40