タニタの活動量計「カロリズムエキスパート」に不具合、自主回収へ

 タニタは、同社が販売する活動量計「カロリズムエキスパート AM-140」について、出荷された商品にプログラムの不具合があると発表。自主回収を実施する。

カロリズムエキスパート回収の対象となる「AM-140」。上がレッドの「AM-140-RD」、下がシルバーの「AM-140-SV」

 対象となる製品は、7月より販売を開始した、スポーツ愛好家向けの活動量計「カロリズムエキスパート」の「AM-140-RD(レッド)」と「AM-140-SV(シルバー)」。対象台数は、AM-140-RDが3,651台、AM-140-SVが3,168台。

 不具合の内容は、プログラムのミスにより、初期設定時の月の末日が自動的に「31日」と誤認識し、「6月31日」など、実際にはない日が表示されてしまうというもの。例えば、5月に設定した場合、それ以降の各月の末日を31日と認識してしまうため、メモリー機能のカレンダー部分の日付にズレが生じるという。

 同社では、対象商品のユーザーに対して、10月下旬より宅配便の引き取りサービスにて、プログラム修正済みの新品と取り替えるとしており、タニタのホームページにて公開されている専用フリーダイヤル、または問い合わせフォームにて連絡するよう呼びかけている。

対象ロットナンバーは、電池のフタの裏面に記されているい「6/31」など、実際にはない日が表示され、カレンダーの日付にズレが発生するという

 なお、その他のカロリズムシリーズについては、上記のような不具合は見つかっていないという。






(正藤 慶一)

2012年10月12日 13:30