タニタ、BluetoothでAndroidスマホにデータ転送できる体組成計
インナースキャン BC-505 |
タニタは、Bluetooth通信搭載でスマホに測定データを転送できる体組成計「インナースキャン BC-505」を8月1日より発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は20,000円前後。
BluetoothVersion2.0+EDR(クラス2)方式の無線通信モジュールを搭載した体組成計。体重や体脂肪率などの測定データをAndriod OS搭載のスマートフォンに転送し、専用の無料アプリケーション「a-Tanita」で管理できる点が特徴。
Bluetooth(クラス2)は、障害物に強い通信方式で、到達距離は10m。リビングで計測し、寝室に置いてあるスマートフォンで確認するなどといった使い方もできるという。
計測項目は、体重、体脂肪率、筋肉量、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、体水分率、BMI(体格指数)の9項目。これをAndriod OS2.1以上のスマートフォンに送信し、専用アプリに取り込み、時系列でグラフ表示する。また、目標値を設定したり、計測項目から3つの機能を選んで1つの画面で同時に表示することも可能となる。
機能面ではほかに、個人データを4人分登録できるメモリー機能も搭載した。体重の計測範囲は、0~100kgまで100g単位、100~150kgまで200g単位。
本体サイズは340×340×34mm(幅×奥行き×高さ)で、円形の強化ガラスを採用し、リビングでも使えるデザインにしたという。本体重量は2.6kg。電源は単三形乾電池4本。カラーはパールホワイト。
同社ではこれまで、会員制のウェブ健康管理サービス「からだカルテ」や、SNSサイトに計測データを転送するサービス「ヘルスプラネット」を展開してきたが、スマートフォン単独で計測データを管理できるサービスは今回が初めて。開発の理由として、「通信環境に左右されずストレスなく使えること、プライバシーに配慮して記録するニーズに応えるため」としている。
(小林 樹)
2012年7月31日 14:00