ロームの直管形LED、全国のすかいらーくグループ店舗に納入

~ガスト、バーミヤンなど計2,049店舗
ローム製の直管形LEDランプ

 ロームは、すかいらーくグループの店舗照明向けに、直管形LEDランプ約6万本を納入すると発表した。6月~8月にかけて切り替え工事を行なう。

 すかいらーくグループでは、これまでに店舗の客席にLED照明を導入し、年間の電気代で約4億円のコスト削減を実現したとしている。今回はさらなる節電のため、店舗の厨房内や事務所のほか、本社オフィスへのLED化を決めた。

 今回納入されるのは、ロームの直管形LEDランプの40W形「R-FAC40BN1」と110W形「R-FDC11BN1WP1」の2機種。すかいらーくでは、ロームの直管形LEDを、品質や安全面、耐久性、光の広がり、省エネ性などの点で優れていると判断し、採用を決めたとしている。

 40W形「R-FAC40BN1」は、全光束が1,980lm、消費電力が22W。口金はG13。本体重量は440g。110W形「R-FDC11BN1WP1」は全光束が4,280lm、消費電力が46W。口金はR17d。本体重量は900g。定格寿命はいずれも40,000時間。いずれも、目に優しく均一に光を広げ、従来の蛍光灯と遜色ない光の広がりを得られるという。またLEDチップから電源部分まで全て自社で製造しており、“業界トップクラス”の省エネ性能を謳っている。

 納入の対象となるのは、「ガスト」「バーミヤン」「ステーキガスト」「グラッチェガーデンズ」「おはしカフェ・ガスト」「旨っカルビ」の計2,049店舗と、本社オフィス。

 店舗の電気使用量のうち、およそ20%を照明が占めており、今回の導入では厨房部分だけで電気使用量を約1.2%削減し、年間の電気代で約1億円の経費削減になるという。

ガスト、バーミヤン、ステーキガスト、グラッチェガーデンズ、おはしカフェ・ガスト、旨っカルビの全店舗、計2,049店舗と本社オフィスに納入される





(小林 樹)

2012年6月25日 16:01