東芝、クラス最大88Lの冷凍室を備えた幅60cmの冷蔵庫

 東芝ホームアプライアンスは、容量88Lの冷凍室を備えたスリムタイプの冷蔵庫「置けちゃうスリム GR-E38N」を4月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は12万円前後。

置けちゃうスリム GR-E38Nドアを開けたところ

 本体幅60cm、3ドア方開きタイプの冷蔵庫。容量は375Lで、同クラスとしては最大の88L冷凍室を搭載している点が特徴。冷凍室は最下段に設けられ、食品の霜つきを抑えて鮮度を守る「プレクールシステム」を搭載。下段ケースは約27cmと深めに作ってあるので、大きめの冷凍食品にも対応するという。

 野菜室は、屈まずに開閉できるように、中段に配置した。キャベツや白菜など大きくて、重量のある野菜も出し入れしやすいほか、野菜室の奥まで見やすいという。野菜室の庫内容量は83L。

 冷蔵室の庫内容量は204L。冷蔵室と野菜室では、冷気を直接食品に当てない方式を採用。冷やしムラが少なく、食品の乾燥を抑えられるという。また、野菜室と冷蔵室から発生したニオイ分子を吸着・脱臭する「低温触媒脱臭」機能を搭載する。

 本体サイズは600×661×1,734mm(幅×奥行き×高さ)。年間消費電力量は470kWh。定格消費電力はコンプレッサー(電動機)が84/87W(50/60Hz)、電熱装置が181W。本体カラーはブライトシルバー。

 庫内容量340Lの「GR-E34N」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は11万円前後。本体サイズは600×661×1,608mm(同)。年間消費電力量は460kWh。

置けちゃうスリム GR-E34Nドアを開けたところ





(阿部 夏子)

2012年3月29日 14:57