タイガー、電気ケトル風デザインのスチーム式加湿器

~デスクトップ用のパーソナルタイプも

 タイガー魔法瓶は、電気ケトル風のデザインを採用したスチーム式加湿器「ATC-A型」を、9月に発売する。希望小売価格は10,500円。

 1時間当たりの加湿能力が300mlの加湿器で、電気ケトルのように、電源部とタンク部分が切り離せるデザインが特徴。本体がそのまま水タンクとなっているため、給水時や手入れの際も安心して使用できるという。使用する際には、タンクを電源となる台座部に載せる。

ATC-A300左からクリームホワイト、カカオブラウン、ネーブルオレンジ電気ケトルのように電源部に載せて通電する。また、タンクは広口で手が入りやすい

 また、タンクは手が入りやすい広口構造で、内部は汚れが付きにくいよう、フッ素加工が施されている。

 本体サイズは185×218mm(直径×高さ)と小型で、同社では“自分専用の加湿器”、“個室に最適”としている。

 このほか、転倒時の流水を防ぐ機構や、加湿しながら香りも楽しめるアロマトレイ、チャイルドロック機能なども備える。

 重量は1.5kg。消費電力は450W。運転は強/弱の2パターン。水タンク容量は1.05Lで、連続加湿時間は強で3時間、弱で10時間。適用床面積は最大で14平方m。本体カラーはクリームホワイト、カカオブラウン、ネーブルオレンジ。

ATD-A080 ホワイト(左)とオレンジ

 パーソナルユース向けの加湿器として、1時間当たりの加湿能力が75mlの「ATD-A型」も、同時に発売する。希望小売価格は7,350円。同社では自宅やオフィスで自分のまわりの空間を潤すため用途を想定している。消費電力は70W。







(正藤 慶一)

2011年9月20日 15:38