食材の賞味期限切れは主婦の8割が経験アリ、ダノンジャパン調査

 ダノンジャパンは、30代を中心とする主婦500名を対象に「冷蔵庫の食材に関する意識調査」を行なった。調査によると、主婦の8割が「冷蔵庫の食材を賞味期限切れ」にしたことがあると回答している。今回のアンケートは、20歳~39歳の主婦500人を対象に2月1日~2日まで、インターネットで行なったもの。

 調査では全体の81%が、「冷蔵庫の食材を賞味期限切れ」にした経験があると回答、賞味期限切れにしてしまう食材の平均は「月に3品」が最も多かった。金額にすると1月約635円、年間7,620円の食材をムダにしていることになるという。

 また、「賞味期限切れにしてしまう原因は何だと思いますか?」という質問には、「食材を買いすぎてしまうから」が50%で1位、次いで「冷蔵庫の整理ができていないから」(30%)、「残り物を使って料理するのが苦手だから」(16%)、「冷蔵庫の中を見る頻度が少ないから」(16%)、「料理をする回数が少ないから」(8%)などが挙げられた。

 ダノンジャパンでは、食材を賞味期限切れにしてしまう要因の1つとして「冷蔵庫の中の整理」に着目。「冷蔵庫の中の整理が得意ですか?」との設問には全体の半分以上となる54%が「苦手」と答えている。その理由については「ほかの掃除を優先してしまい、冷蔵庫は後回しになりがち」、「いつも食材を詰め込むだけ」、「買ったものを適当に入れることが多い」などが挙がった。

「冷蔵庫の中の食材が“食べきる前に賞味期限切れ”になることはありますか?」という質問に対しての回答結果。「賞味期限きれにしてしまう原因は何だと思いますか?」という質問には、「食材を買いすぎてしまうから」が50%で1位となった「冷蔵庫の中の整理が得意ですか?」との設問には半数以上が苦手と答えている
「ラク家事アドバイザー」として活躍している島本美由紀氏

 同社では、冷蔵庫の整理に詳しく「ラク家事アドバイザー」として活躍している島本美由紀氏に、冷蔵庫の整理についてコメントを求めている。同氏によると、冷蔵庫の整理のポイント・コツは、「見える」「まとめる」「取り出しやすい」の3つにあるという。

 冷蔵庫を開けた時の視線の高さで、中に何が入っているか「見える」ようにしておくこと、朝食時に使うもの、お弁当作りに使うものなどカテゴリごとに食材を「まとめて」おくこと、ケースや容器を活用して「取り出しやすく」しておくことが、ポイントだという。

 また鈴木氏は「冷蔵庫の整理をすることで、『時間』と『お金』が増えるメリットがある」と指摘。「庫内の食材を探す手間が省ければ、料理にかける時間を減らすことができるほか、食材を把握しておくことで、賞味期限切れの食品を少なくすることができる。これまで無駄にしていた食材を見直すことで、お金の節約にもつながる」という。

 ダノンジャパンでは、冷蔵庫の整理に便利な「ダノンビオオリジナル専用ケース」が当たるプレゼントキャンペーンを実施している。同社のヨーグルト「ダノンビオ」などの対象製品に印刷された応募券を集めて応募すると、抽選で19,800名に「ダノンビオオリジナル専用ケース」、100名に「JTB旅行券 2万円分」、100名にダノンビオが16個入った「ダノンビオ1ケース詰め合わせ」が当たる。詳細は同社のキャンペーンサイトにて公開されている。

キャンペーンでは冷蔵庫の整理に便利な「ダノンビオオリジナル専用ケース」や、旅行券など全部で2万名にプレゼントが当たる


(阿部 夏子)

2011年3月3日 17:03