セイコー、ソーラーと補助電池で4年間使える“ハイブリッド”電波時計

~掛置兼用タイプと目覚ましタイプの2種類

 セイコークロックは、ソーラー発電と補助電池で、約4年間使える“ハイブリッド”式の電波時計「SQ425S」と「SQ751W」を、8月下旬に発売する。希望小売価格は、掛置兼用のSQ425Sが7,350円、目覚まし時計タイプのSQ751Wが5,250円。

掛置兼用の「SQ425S」目覚まし時計タイプの「SQ751W」

 ソーラーパネルと補助用のリチウム電池を備えた電波時計。明るい場所ではソーラー発電で、暗い場所では電池で駆動するため、電池交換の頻度が少なくなるという。補助電池寿命の目安は、約200lx以上の明るい場所で使用した場合、約4年間。暗い場所で使用し続けた場合は、約2.5年。なお、ソーラーで発電した電気により、リチウム電池を充電することはできない。

 時刻表示はデジタル式で、温度や湿度も表示する。メイン表示を日付に切り換えることもできる。

 SQ425Sの本体サイズは、掛け時計時が247×29×167mm(幅×奥行き×高さ)で、置き時計時には奥行きが76mmになる。重量は約480g。使用電池は円筒形リチウム電池のCR123A。標準電波は毎日午前2時に自動受信する。

 SQ751Wの本体サイズは、140×66×120mm(同)。重量は約230g。アラーム音は、だんだんとテンポが速くなる、電子音の「ダンダントーンアラーム」。使用電池はCR123A。標準電波は毎日午前2時に自動受信する。


SQ425Sを置時計として使用しているところメイン表示は、時刻または日付から選べる





(正藤 慶一)

2010年8月5日 16:32