ヤマダ電機、初の売上2兆円を突破


 ヤマダ電機は、平成22年3月期(2009年4月~2010年3月)の決算を発表。連結売上は、対前年比7.7%増の2兆161億円。国内の家電量販店としては初の2兆円突破としている。

 また営業利益は873億円(対前年比76.3%増)、経常利益は1,015億円(同57.2%増)、当期純利益は559億円(同68.5%)で、昨年度から大きく上昇した。

 売上増の理由として、エコポイント制度の対象であるTVや冷蔵庫、インフルエンザの影響により空気清浄機、環境問題に対する危機意識の浸透からエコキュートや太陽電池などが好調であったことを挙げている。

 次期については、厳しい経済環境と競争の激化を予想しているが、今年度を上回る売上高2兆1,170億円、営業利益981億円、経常利益1,100億円、当期純利益588億円を見込んでいる。

 都市型大型店舗LABI、郊外型店舗テックランドとも、出店数が増えており、店舗数は563店舗(うち直営405店舗)、非連結子会社やフランチャイズチェーンを含めると1,976店舗に達している。



(伊達 浩二)

2010年5月6日 17:53