東芝、吸引力が高くなった紙パック式掃除機

紙パック式掃除機「VC-PZ9D」

 東芝は、吸引力が高くなった紙パック式掃除機「VC-PZ9D」を2月16日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後。

 同社の紙パック式掃除機のラインナップで、ボリュームゾーンに当たる製品。VC-PZ9Dでは、吸引力を高めるために新しく高効率のハイパワーモーターを搭載し、吸込仕事率が従来機種に比べ約30W高い、610Wになったのが最大の特徴。

 掃除時に発生する排気対策としては、0.5μm以上の微細塵を約99%集塵するフィルターを搭載するほか、ダニの死がいや花粉などを捕らえる「フラボノイドフィルター」を採用する。また、紙パックには脱臭効果の高いゼオライト脱臭機能を搭載する。

 床ブラシには、フローリングの目地のゴミをかき出し、床表面のザラつきを拭き取るため毛足の長いブラシを採用した「ふきふきワイパーパワーヘッド」を採用する。ヘッド上部には床上に舞うハウスダストを吸い込むため、二箇所の吸込み口が設けられる。

 運転モードとしては、消費電力を最大約35%削減して運転する「エコ自動モード」を搭載する。

 本体サイズは255×300×218mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.6kg。最大消費電力は1,000W。集塵容量は1.5L。本体カラーはメタリックピンク。

 床ブラシの種類などが異なる下位機種2機種も同時発売する。

 「VC-PZ8D」は、重量460gの「軽量コンパクトパワーヘッド」を搭載する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は25,000円前後。本体カラーはブルー。

 「VC-PZ7E」はエコ自動モードが省略された機種で、ヘッドは前からだけでなく横からもゴミを吸い取る「ヨコわざコンパクトヘッド」を搭載する。なお、ヨコわざコンパクトヘッドはモーターが搭載されていない。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円前後。本体カラーはブルーとピンク。

VC-PZ8D「VC-PZ7E」ブルー「VC-PZ7E」ピンク




(阿部 夏子)

2010年2月4日 14:40