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ダイキンのエアコン「うるさらX」すばやく足元から暖め
2026年9月24日 14:46
ダイキン工業は、同社ルームエアコンのフラッグシップ「うるさらX(Rシリーズ)」の2027年モデルを11月1日に発売する。適用畳数6畳の「AN227ARS-W」から、23畳の「AN717ARP-W」までの9機種をラインナップ。価格はオープン 。2026年度モデルに比べて各モデル1万円程度の上昇となる見込み。
2027年度の省エネ基準を全機種で達成。同社2027年モデルは全ラインナップで同基準に対応する。なお、昨年とは異なり同シリーズでは29畳向けモデル(冷房能力9kW)は用意しない。ラインナップ刷新を機に、9kWは業務向けで展開予定だという。
節電自動運転を強化。新機能の「微風おやすみ運転」は、従来の「おやすみ運転」を進化させたもので、従来の体温変化を想定した温度制御に加え、「弱」よりも風速を抑えた気流で風による不快感を軽減する。また、2.2~2.8kWクラスでは運転音を35dB以下に抑え、睡眠時も快適な静かな運転を実現するという。
暖房については、コンプレッサーを急速に立ち上げて、運転開始直後から室内をすばやく暖める「ヒートブースト制御」が進化。低外気温を検知し、寒い日に暖房能力をさらに高める「ヒートブースト制御(外気温連動)」を新たに搭載する。
この機能は外気温2℃以下を検知すると作動し、風量を増やすことで足元をよりしっかり暖めるという。スピード暖房で設定温度到達時間が従来機の約20%短縮し、床面の温度が22℃以上のエリアが従来機の1.2倍にアップした。
外気温2℃を基準としたのは、ダイキンの分析によるもの。一般的に最低気温が低くなると暖房の使用率は高まるが、同社によれば特に外気温2℃付近になると暖房運転率が70%を超え、さらに外気温が下がっても使用率の変化が少ないというデータをもとに決定した。
安定運転時の効率性も重視。コンプレッサー部分はブレードとローラーが一体になった構造で、摩耗や振動を抑え、冷媒圧縮時のロスが少ない「小能力時高効率型コンプレッサー」を全機種の室外機に搭載した。2026年モデルも2.8kW以上にはこのコンプレッサーを備えていたが、新たに2.2kWや2.5kWモデルにも採用を拡大した。
これにより、近年の高気密/高断熱住宅でも効率よく運転し、GX志向型住宅やZEH住宅などに求められる省エネ性を向上させている。
室内機の本体サイズは798×370×295mm(幅×奥行き×高さ)。
【うるさらX(Rシリーズ)のラインナップ 】
「AN227ARS-W」(単相100V) 6畳(2.2kW)
「AN257ARS-W」(単相100V) 8畳(2.5kW)
「AN287ARS-W」(単相100V) 10畳(2.8kW)
「AN367ARS-W」(単相100V) 12畳(3.6kW)
「AN407ARS-W」(単相100V) 14畳(4kW)
「AN407ARP-W」(単相200V) 14畳(4kW)
「AN567ARP-W」(単相200V) 18畳(5.6kW)
「AN637ARP-W」(単相200V) 20畳(6.3kW)
「AN717ARP-W」(単相200V) 23畳(7.1kW)
「AN807ARP-W」(単相200V) 26畳(8kW)
ミドル~スタンダードクラスはコンパクトな室内機も
うるさらX(Rシリーズ)以外にも、上位モデルから順にAシリーズやFシリーズ、Cシリーズ、Eシリーズの新製品も順次発売。いずれも2027年度省エネ基準を達成している。
新省エネ基準対応によりエアコンの大型化が進んでいる中、ダイキンは「設置しやすくインテリアにも調和した機種を展開する」として、Fシリーズ、Cシリーズ、Eシリーズの2.2~2.8kWクラスでは、室内機の高さ250mmのコンパクトモデルを展開。設置スペースが限られる窓上や、同サイズのエアコンからの買い替えにも対応する。これらのミドル/スタンダードクラスにも、上記の微風おやすみ運転を搭載する。



