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照明一体型の天井プロジェクター、ドウシシャ
2025年7月1日 11:05
ドウシシャは、プロジェクターとLEDシーリングライトが一体となった「LUMIXIA(ルミシア)・シーリングプロジェクター AP-5001W」を6月30日からAmazonで先行発売する。価格は89,980円。8月から同社の公式オンラインストア「ドウシシャマルシェ」や、家電量販店などでも順次販売を開始する。
従来の天井照明にフルHDプロジェクション機能とステレオ音響機構を統合した「プロジェクター一体型シーリングライト」。部屋全体を明るく照らす照明器具でありながら、最大120インチの高精細映像を投影可能にした。リビングからベッドルームまで、多様な空間において映画館さながらの没入体験を実現するという。
表示解像度はフルハイビジョン(1080p)、明るさは500ANSIルーメンと高輝度。投影方式にはLCD方式を採用。DLP方式に比べ、赤・緑・青の原色表現がなめらかで、色再現性にすぐれるため、自然な色味で映画・音楽ライブ・自然映像を表現する。
音響面では、5W+5Wのボックス型ステレオスピーカーを本体に内蔵。音の定位が天井方向から立体的に広がることで、まるで天井から音が降ってくるかのような没入感が味わえるという。
本機はAmazon Fire TV Stick(別売)などの動作確認済みストリーミングスティックと連携することで、Netflix、Prime Video、TVer、U-NEXT、ABEMAなど多彩なコンテンツに即時アクセス可能。
照明機能としては、「全灯/昼光色/昼白色/電球色」の4つのプリセットモードに加え、100段階の明るさ・色調調整が可能。独立した常夜灯機能も備える。加えて、好みの設定をボタンに記憶させることもできる。
本機の取り付けは、一般的な引っ掛けシーリングがあれば追加工事は一切不要。映像は引っ掛けシーリングのコンセントから電源が供給されて直接投影されるため、本機の設置場所や配線を気にする必要はないとする。
投影には短焦点レンズを採用し、壁面との距離が限られる環境でも十分な画面サイズが得られる構造。また、本体を回転させることで、投影方向を簡単に変えることができる。
本体サイズは約555×555×270mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.2kg。定格消費電力はLED照明が40W、プロジェクターが180W。稼働音は標準モード時で35dB以下。LED照明の適応畳数は8畳まで。