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パナソニック、ダウンライトを簡単にイメチェンできる「デコルミナ」
(2016/2/22 15:01)
パナソニックは、装飾パネル付きLED電球「デコルミナ」を4月21日より発売する。「専用電球+パネル同梱セット(同梱ランプは電球色のみ)」、「パネルのみ」、「専用電球のみ(昼光色相当と電球色相当)」があり、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に7,000円~13,000円前後、4,500円~11,000円前後、3,000円前後(税抜)。
廊下からリビングまで幅広い空間で使用される“ダウンライト”を手軽に変身させられる、LED電球付きのダウンライト器具。
ダウンライトとは、天井に付けられたくぼみの中に、電球を取り付けるタイプの照明。従来は、器具の取り換えに電気工事が必要だったが、「デコルミナ」なら、工事不要でデザインを変えられるという。なお、シリーズ名の「デコルミナ」は、デコレーションの“デコ”と、光を意味する“ルミナ”を掛け合わせたもの。
設置するには、まず電球を持ったまま装飾パネルの中に手を入れる。その後は、通常の電球交換と同じように、くるくる回して取り付ける。最後に、乳白パネルの拡散カバー部分を、パチンッとはめて完成となる。
構造としては器具適合や放熱性、明るさ確保の観点でバネ吊り方式が採用されている。また、LED電球には広配光モデルを採用。取り付けリングに誤使用防止のため、LED電球とリングを固定する設計に。拡散カバーには乳白パネルを採用することで、光を効率よく拡散できるという。
化粧板のカラーやデザインは、ビーズタイプを含む10タイプを用意。床材や家具の色といった好みに合わせて選べる。子ども部屋、廊下、洗面所などのインテリアにアクセントを加え、簡単に照明のイメージを変えられるなど、“明かりの楽しさ”を感じられるという。
同社担当の高橋氏によれば、「ダウンライト器具といってもあまりピンとこない方もいるかと思いますが、実は多くの家庭で使われています。当社の調査によれば、2軒に1軒の家にダウンライトが使われています。そして、使われている家庭では、平均で約4台のダウンライトがあります。国内の世帯数を5,000万世帯として計算しますと、日本だけでも実に1億台もの電球ダウンライトがあると推定しています」とのこと。
2009年の登場以来、省エネ性能の向上とともに光色を変えたり、明るさを変えたり、センサー付きのタイプのLEDを発表してきたパナソニック。同社は本製品が、多くの家庭に需要があると想定している。