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パナソニック、導光パネルデザインで"照らし分け"できるLEDシーリング

なめらかな曲面が印象的な導光パネルデザインLEDシーリング

 パナソニックは、導光クリアパネルを3枚搭載し、多彩なあかり空間を演出できる「導光パネルデザイン LEDシーリングライト」を2月19日より発売する。適用畳数12畳までの「HH-CA1290A」と、同8畳の「HH-CA0890A」の2種類で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、順に70,000円前後、60,000円前後(税抜)。

 同社独自の微細なプリズム加工を施した導光クリアパネルにより、LEDを「点」の光から「面」の光に変換し、上下左右に光を拡散できるLEDシーリングライト。3枚の導光パネルの点灯・消灯を個別に切り替えることで、照らす空間を選ぶことができるようになった。

導光クリアパネルの発光の仕組み

 これにより、従来のLEDシーリング同様、部屋全体を照らすことはもちろん、人がいない空間のあかりを消灯させ、必要なところのあかりを点灯させたり、陰影感が強調された落ち着いた雰囲気を演出するなど、従来にないあかりの演出が、1台の照明器具でできるようになったという。

家族がそれぞれの時間を過ごしているときは、3枚点灯
テレビ鑑賞時は、テレビ方向のパネルを1枚点灯。映画館のような空間を演出する

 デザインは、3方向への照らし分けという機能を表現した、新しいフォルムが印象的。なめらかな曲面がインテリアとの親和性を高めるほか、消灯時にはフラットで浮遊感のあるクリアパネルが、開放的なインテリア空間を演出するという。

 同社独自の文字が見やすい色温度6,200K(ケルビン)の明るさで、白と黒のコントラスト感がアップする「文字くっきり光」を搭載。小さな文字も見やすい光で、読書や勉強に向くとしている

 本体サイズは「HH-CA1290A」「HH-CA0890A」ともに702×112mm(直径×高さ)、重量は4.9kg。全光束は5,499lm、4,299lm、消費電力は45W 、35W。色温度は、ともに昼光色6,500K・Ra83~電球色2,700K・Ra83。

田中 真紀子