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「JET気流」で素早く冷暖房する「ビーバーエアコン」

SSシリーズの室内機

 三菱重工業は、家庭用ルームエアコン「ビーバーエアコン」の新シリーズ17機種を3月上旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6~18畳向けの最上位タイプ「SSシリーズ」6機種が17万~24万円前後、6~14畳向けの高機能タイプ「RSシリーズ」5機種が11万~17万円前後、標準タイプ「TSシリーズ」が6機種が8万~17万円前後。いずれも税抜価格。

 3シリーズ共通で、大風量で素早く冷暖房する「JET気流運転」「ワープ運転」、風量と風向を自動で制御し部屋を素早く効率よく均一に空調する「おまかせ気流運転」、フィルターの目詰まりを防ぐ「フィルター自動清掃」などを従来機種より継承する。

 SSシリーズは、高APF(通年エネルギー消費効率)を達成。人感センサーを搭載し、省エネ運転を実現する。部屋全体、中央、左奥、右奥、左手前、右手前のエリアを組み合わせた16パターンから、好みのエリアを選択して空調できる「エリア空調」機能を搭載する。

 RSシリーズは、SSシリーズよりエリア空調を省いた機種。

 TSシリーズは、SSシリーズよりエリア空調とフィルター自動清掃を省略した機種。新シリーズで唯一、環境に配慮した新冷媒「R32」を採用し、室内機と室外機をコンパクト化している。

RSシリーズの室内機
TSシリーズの室内機

中野 信二