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日本初、直射日光下でも正確に測れる熱中症計
(2014/5/22 15:32)
タニタは、携帯型の熱中症指数計「熱中アラーム TT-560」を6月1日に発売する。希望小売価格は5,000円(税抜)。
WBGT(暑さの程度を示す指数)による熱中症の危険度が一目で分かる指数計。日射や地面からの輻射熱を計測できる業務用の黒球温度計を小型化して搭載し、家庭用の携帯型熱中症指数計としては日本で初めて、直射日光下の屋外での使用を実現した。
屋外と屋内ではWBGTを計測する計算式が異なるため、場所を自動で判別して計測する。気温(℃)、湿度(%)、WBGT(℃)の3つを計測し、「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の4段階の熱中症予防指針として12のレベルバーで表示する。
計測可能な高さは、床面や地面から30cm~150cm。計測範囲は、気温が0.1℃単位で0℃~50℃、湿度が1%単位で20%~90%、WBGTは、1℃単位で20℃~50℃の範囲で表示される。
さらに、10分毎に最長で30秒間、4種類の警告アラーム音を鳴らす機能を搭載。アラーム音は、75dBの大、65dBの小、無しの3段階で調整できる。ただし、危険レベルの場合、音量は常に大となる。
本体サイズは58×36×108mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は65g。吊り下げ用のアタッチメントとカラビナが付属する。