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世界最高変換効率25.6%の太陽電池
(2014/4/10 12:43)
パナソニックは、同社の太陽電池「HIT太陽電池」が、非集光型シリコン系太陽電池としては“世界最高”となる変換効率「25.6%」を達成したと発表した。研究レベルでの成果で、セル面積は143.7平方cm。
100平方cm以上の実用サイズのシリコン系太陽電池の変換効率の最高値は、24.7%(セル面積101.8平方cm)だった。また、小面積を含めた場合では25.0%(セル面積4平方cm)だったが、これも上回った。
今回の成果は、HITシリーズの特徴であるシリコン基板表面をアモルファスシリコン膜で覆うことで、太陽電池に必要な接合を形成する「ヘテロ接合技術」の進化および、通常セルの表面にある電極を裏面に回すことで太陽光を有効活用するバックコンタクト型の採用により実現できたとしている。