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停電時でもエネファームから100V電源を供給するオプション

 東京ガスとパナソニックは、家庭用燃料電池エネファームのオプションとして「発電継続用切替ユニット FC-BSD3S」を共同開発した。東京ガスから、4月21日に発売される。価格は、8%消費税を含み140,400円。

「発電継続用切替ユニット FC-BSD3S」
本体に停電時専用コンセントが用意され、最大700Wの電気が供給できる

 通常のエネファームは、動作に100V電源を使用しており、停電時には運転を停止する。しかし、東京ガスから4月1日に発売される新機種とFC-BSD3Sを組み合わせることで、停電時にもエネファームが動作するだけではなく、専用コンセントから100V電源を供給することができる。

 停電時の最大使用可能電力は約700W、停電時の発電継続時間の目安は最長で約4日(96時間)に及ぶ。ただし、エネファームに都市ガスと水道が供給されていないと動作しない。

通常時の動作。電力会社から電気が供給されている
停電時の動作。エネファームが発電した電気が専用コンセントに供給される

 FC-BSD3Sの本体サイズは485×155×325mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約13kg。屋内の壁面に設置する。無償メンテナンスサポートは10年間。

 接続可能なエネファームは、「NA-0814ARS-K」「NA-0814ARS-KT」「NA-0814DRS4-K」「NA-0814DRS4-KT」の4機種。

伊達 浩二