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自動車のエアコンに取り付けて脱臭するプラズマクラスターイオン発生機
(2013/10/29 11:40)
シャープは、自動車のエアコンに取り付けられるイオン発生機「車載用プラズマクラスターイオン発生機 IG-FC1」を11月8日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は13,000円前後。
自動車のシガーソケットを電源とする車載用イオン発生機。同社独自のイオン技術「プラズマクラスター25000」を搭載し、1立方cm当たりの25,000個の高濃度イオンを放出することで、自動車内の脱臭や空気の浄化、静電気抑制などに効果があるという。
新製品では、本体を小型化し、エアコンの送風口に取り付けられる点が特徴。同社では2009年から自動車内のカップホルダーに差す筒型のイオン発生機を発売してきたが、近年ではカップホルダーの搭載数が少ない軽自動車やコンパクトカーの売れ行きが好調なことから、車内で設置スペースを取らないエアコン取り付けタイプを開発したという。
IG-FC1は、エアコンの運転がONの場合、イオンがエアコンの気流に乗って車内全体に広がり、脱臭や空気の浄化、肌の潤いを保つなどの効果があるという。一方、エアコンがOFFの場合は、本体から約60cmの距離にある運転席や助手席に向けて、約10万個のイオンを集中的に放出し、肌の潤いを保てるという。
運転モードは「強/弱」の2段階を用意し、車のエンジンを入れた際に前回の運転モードで再開する「エンジン連動」機能も搭載する。
付属品として、USB対応のカーアダプター、取り付け用のクリップアタッチメント、USBケーブル2本、ケーブルクリップ5個、清掃ブラシ、スタンドアタッチメントが同梱される。スタンドアタッチメントを使えば、デスクサイドや外出先などで立てて使える。
本体サイズは約44×20×76mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約42g。消費電力は運転「強」で0.8W、「弱」で0.5W。運転音は順に33W、25W。カラーはホワイト系、ピンク系、ブラック系。
パワフルなカップホルダー型も発売
同時に、カップホルダーに設置するイオン発生機「IG-FC15」も発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は13,000円前後。
350mlのペットボトルサイズのイオン発生機。機能は昨年モデル「IG-EC15」から継続して、標準時は1立方cm当たりの25,000個の高濃度プラズマクラスターイオンを放出する。
さらに、通常運転時の2倍にあたる約50,000個のイオンを発生させる「ターボ」モードを搭載し、素早く脱臭できるという。また、本体上部にはイオンの吹き出し角度を2段階で調節できるルーバーを搭載する。
本体サイズは最大76×157mm(直径×高さ)。本体重量は約280g。運転モードは「ターボ/標準/弱」の3段階。消費電力は順に2.9W、1.9W、1.2W。運転音は順に33dB、29dB、23dB。カラーはゴールド系、レッド系、ブラック系。