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東芝、“業界最高レベルの高容量”2,550mAhの単三形ニッケル水素電池

単三形ニッケル水素電池「THE IMPULSE TNH-3AG 4P」

 東芝ホームアプライアンスは、電池容量で“業界最高レベル”を謳う単三形ニッケル水素電池「THE IMPULSE TNH-3AG 4P」を、9月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4本入りで1,800円前後。

 電池容量2,550mAhの大容量ニッケル水素電池。電池の負極板と正極板を薄型化し、正極板を高密度充電することで、現行の高容量モデル「充電式IMPULSE TNH-3A」よりも容量が約150mAh向上した。同社では“業界最高レベルの高容量”としている。

 この結果、充電1回あたりの電池持続性能は、同社のアルカリ乾電池「アルカリ1」と比べ、デジタルカメラの連続撮影枚数で約3.1倍、ラジコンの連続走行時間が約1.3倍に伸びたという。

 充電には、同社が従来より発売している別売りの充電器「充電式IMPULSE充電器 TNHC-34HC」を使用する。11月には、専用充電器とTHE IMPULSE充電池4本のセット「TNHC-34AHG」の発売を予定している。

 1本当たりの本体サイズは約14.5×50.5mm(直径×高さ)、重量は約30g。電圧は1.2V。電池容量の残存率は、フル充電後1年経過で約75%。同社では“低自己放電タイプ”としている。

正藤 慶一