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パイオニア、停電時も通話できるフルコードレス電話機
(2013/8/8 16:34)
パイオニアは、停電時にも通話できるコードレス電話機「TF-FA70シリーズ」を8月下旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機2台付きが26,000円、子機1台付きが18,000円、受話子機タイプが13,000円。
親機の受話子機がコードレスとなった“フルコードレス”の電話機。停電時にも、親機や子機で通話できる点が特徴。親機には、別売りの単三形乾電池4本をセットすることで、停電時にも約10時間の待ち受けと、約5時間の連続通話が可能になる。親機はハンズフリーで会話することもできる。
一方の子機の電池は、DC2.4Vのニッケル水素電池を内蔵し、満充電の場合は停電時でも180時間の待ち受けと、約6時間の通話が可能となる。フルコードレスの電話機で停電時でも通話できるタイプは“業界初”という。
機能面では、家族などの着信を確認してから電話に出られる「あんしん呼出し」機能を搭載した。発信者が留守応答時にあらかじめ決められた暗証番号を入力することで、専用呼び出し音に切り替わり、電話機の画面に「あんしん呼び出し」と表示される。「ナンバー・ディスプレイ」サービスを契約していなくても、呼出音と画面表示を確認して安心して電話に出ることができるという。
このほか、電話帳に登録した相手から着信があった際は、電話番号と発信者の名前を漢字で液晶に表示する。液晶画面の文字サイズは、同社の従来比約2.2倍に大きくし、見やすさを高めた。
親機のコードレス受話子機は、充電端子の無い無接点方式を採用。受話子機を左右どちら向きにも置ける。
親機のサイズは約203×140×55mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約460g。受話子機のサイズは約178×47×27mm(同)。子機のサイズは約48×30×176mm(同)。重量はいずれも140g。子機の満充電にかかる時間は約10時間。通信方式は、1.9GHzのDECT準拠方式。
同社ではまた、高齢者や、離れて暮らす家族向けの電話機アクセサリー「ハッピーセンサー“まもるとあかり”」「フラッシュベルエアー」「受話器で話せるあんしん子機“ら・く・わ”」を別売りしており、連携して使うことも提案している。